12月1日に発売されるPSP用ソフト『モンスターハンターポータブル（以下、MHP） 3rd』のステージイベントが、東京ゲームショウ2010のカプコンブースで開催された。
ステージの進行は、『モンスターハンター』関連のイベントでおなじみのタレント・宇佐美友紀さんが担当。辻本良三プロデューサーと一瀬泰範ディレクターが新情報を発表した。まずは、先日公開された情報が紹介された。
まず最初に、“新モンスターが続々登場すること”、“シリーズ最多の武器ジャンル”、“さらに大活躍するオトモアイルー”が紹介された。
ユクモ村には、前作にも姿を見せたネコバァが来るようだ。また、集会浴場にある露天風呂に入浴することで、ステータスアップの恩恵を受けられる。
双剣と笛の変更点を説明。詳細は前回の記事と先日掲載したプレイレポートをご覧いただきたい。
ジンオウガと対峙……と思ったら緊張しているのか、なかなか出会えない。さらに出会っても帯電を行わず、ようやく3回帯電して超帯電状態となると、2人からは安堵のため息がもれた。
他にも、“秘密結社 鷹の爪”が本作の特別映像を制作していることや、10月中旬に放送されるティザーCMにタレントの三浦春馬さんを起用することが発表された。
さらにシリーズで初となる体験版がモンハン部を対象に配信されること、特別仕様のPSP“ハンターズモデル”が発売されること、先日発売された『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』との連動要素があることも明らかになった。
そして、気になる最新情報が辻本プロデューサーから公開された。今年4月29日に発売されたPSP用ソフト『メタルギア ソリッド ピースウォーカー（以下、MGS PW）』では、前作『MHP 2nd G』とのコラボレーションが行われたが、今度は本作『MHP 3rd』と『MGS PW』のコラボが行われるという。
まずは、スネークそっくりになる“スネークフェイス”と、コブラ部隊のザ・ボスのような“ザ・ボスフェイス”が明らかに。画面に映し出された2人は、さらにスニーキングスーツを着用していたようなので、それらの装備も用意されているようだ。
スネークが『モンスターハンター』に登場!? コラボアイテム・スネークフェイスを装着すると、こうなる。なお、この装備品は男性専用装備となる。
女性専用装備のザ・ボスフェイス。自分に忠を尽くすことができるか!? オトモアイルー用のバンダナとスニーキングスーツもあるようだ。
さらに、それらのフェイスを装備するとさまざまな音声が『MGS PW』仕様になるという。たとえば、クエスト出発前にスネークが「待たせたな……」と発言したり、肉を焼けば、「上手に焼けましたーっ!!」と声を出したりするという。また、アイコンを開いた時やメニューを操作している時の効果音も、『MGS PW』と同様のものとなる。
集会浴場に渋く響き渡るスネークの「待たせたな……」。これで気分は戦場に潜入する工作員？
スネークは豪快に、ボスはセクシーに「上手に焼けました」という。辻本さんも一瀬さんも、「いつも以上に緊張する肉焼きだった」と振り返った。
ハンターがしゃがむとオトモアイルーもしゃがむが、フェイスをかぶっていれば、オトモアイルーはダンボールをかぶるという。これは余計に目立ちそうだが、会場からはその再現度に歓声があがった。
写真では伝わらないが、モンスターに見つかると『MGS』シリーズでおなじみの“！”が出た時の効果音が響く。これには、イベントに集まった参加者から大きな笑いが。
今回のコラボについて辻本プロデューサーは、今度はこちらに出てもらえないかとお願いし、快諾してもらい、この話が実現したと説明。「アイデアは一気に出てきて、いいコラボになったと思います」と自身ありげに発表した。なお、コラボアイテムは、ダウンロードクエストとして配信される予定で、詳細は後日発表されるとのこと。
最後に、イベント“モンハンフェスタ’11”が来年開催されることが明かされた。辻本プロデューサーは「規模はさらに大きくなる予定なので、期待してください！」とファンにメッセージを送った。