両親が遺した小さな工房を営む青年。親しい者は 「ウィル」 と呼ぶ。
都市の代表となるほど工匠が絶大な影響力を持つユイドラで長く暮らしており、工匠への理想は高く憧れも強い。
工房運営の基礎知識を身につけ、工匠として希望に満ちたスタートを切ったばかり。
ユイドラ工匠会内での功績や知名度は全くないが、これからは困っている人たちを助けることができると将来に夢を馳せている。
知識欲は人一倍で自らアイテム図鑑や魔物図鑑を製作するほど。
必要なものは自ら作り出すことを信念としている。
刀と武士道で有名な隣国・ディスナフロディ出身の剣士。
とある人物を捜し出すためユイドラを訪れたが、異国の民であるユエラには工匠会の許可がなく、迷宮に立ち入ることができずにいた。
ウィルが工匠となった後、ユエラの持つ傷ついた剣の修復を条件に、ウィルに護衛として雇われ共に戦うことになる。
曲がったことが嫌いで義理堅く、口数も少ない。
戦うことでしか自分の意思を表現することが出来ない不器用な少女。
政略結婚の気配を感じて逃げ出した、名のある職人の娘。
自らの正体を隠し、親を越える人物になることで結婚から逃れようと、新米工匠のウィルを利用しようとする。
その性格は世間知らずな箱入り娘。市井の暮らしの何もかもが新鮮で、楽しくて仕方がない。明るく、心の赴くまま自分の幸せを守るために行動するが、様々な経験を積んで成長しようと影で努力を続けているようだ。
近隣の森に住まうエルフ。人には呼びにくい名前のため、ウィルが 「セラウィ」 と呼ぶようになる。
寿命や生き方などが大きく異なることもあり、人とは相容れないと考える者が多いエルフ族の中で、人間族に興味を持って共存できる可能性を模索している稀有な人物。
情報収集のために訪れた酒場で主人公と出会い、共存の足がかりとなる素質を見出し教官役を買って出る。
普段は明るくおっとりとした性格だが、迷宮で戦いを教える姿は厳しい。
それも全ては主人公の無事を願ってのことである。
ウィルが研究の末に創り出した土精。
生まれたての未熟な土精であるため、その能力は不完全。
初めは他の同族よりも能力が低く、言葉も話せない状態で仲間となる。
そんな自分を丁重に扱い必要としてくれるウィルたちに懐いていき、徐々にその本来の力が引き出されていく。
ユイドラ近郊の水源に棲まう水精。
物静かな性格で人を疑うことを知らない純粋さを持つ。
怖がりなところもあり理由がないと人前には姿を現さないが、水を大切にしていた人間族との想い出から、この湖を守護し続けている。
人が湖から資源を得ることは拒まないものの、それが原因で争いが起きたり汚されることに心を痛めている……。
第八位天使(アークエンジェル)の上位種に当たるアプサエルという天使の女性。
誇り高く、その振る舞いに常に高貴。
その能力は折り紙付きで並の人間族では対抗することは出来ない。
人間たちが勢力を拡大していることに懸念を抱きつつ、道を踏み外さないように見守っている。
そのため周囲の環境を悪化させようとする人間(工匠も含む)には攻撃的。
ユイドラの近隣にある森に棲まう双子木精(ユイチリ)の弟。
姉のクレアンヌと共に、森に近づく人間たちに悪戯をしては、怒られたり追い返したりしている。
好奇心は人一倍で自由奔放。若干シスコン気味。
クレアンヌとおもしろおかしく過ごすために、クレアンヌを守れるような男になりたいと思っている。
ユイドラの近隣にある森に棲まうエルフ姿に近い木精(ユイチリ)の姉。
弟のクレールと共に、森に近づく人間たちに悪戯をしては、怒られたり追い返したりしている。
面倒見がよいが押しに弱く、若干ブラコン気味。
クレールの提案なら多少無茶なことでも実現しようとするが、本来は落ち着いた性格でもある。
有望な鉱脈を持つ火山帯を支配する狐炎獣(サエラブ)たちの主で、高貴な幻獣種である。
鍛冶を生業とする者が多いユイドラの中では数々の言い伝えから、神のようにも崇められている。
自ら進んで人間の前に姿を現すことはないのだが、退屈が嫌いという面もあり、面白いことを探している時にウィルと出会う。
当然のように供え物として酒や煙草を頼み、さらにとんでもないものを要求してくるが……。
ユイドラを治める工匠会の長。
職人が地位(工匠ランク)を上げていく時、その判定をする責も預かる。
見た目通りの豪快で色っぽい大人の女性だが、あえてふざけているように振舞っている。
一都市の首長としての能力は高く、また思慮深く抜け目ない人でもある。
技術の急速な発展に伴う環境の変化、ミケルティ国家連合の各都市との連携、また隣国との緊張状態など、様々な問題点とユイドラの将来を常に考えている。
そのため、様々な面で若い才能を伸ばそうと助言を与えたり、あえて試練を与えたりする。
遠くから新米工匠であるウィルたちの成長を温かく見守っている。
ユイドラ近辺に棲まう睡魔マーテル種の娘。
明るく好奇心が旺盛で、たびたび街を訪れては盗賊の真似事をしている。
一般的に異性を誘惑して財宝や精気を奪うことは害とされるが、その甘美な性魔術は男にとってはありがたいので、どちらかというと奥様方との関係で微妙な問題を生み出している事情がある。
もちろん本人に悪気はなく、睡魔として当然理解が及ばない。
最近になってユイドラ近辺の迷宮を彷徨い始めた死神。
駆け出しの工匠が対抗できるような生やさしい存在ではなく、工匠会のみならず国内でも恐れられるほど。残虐さと神出鬼没さで対処に苦慮している。
素材探索や魔物討伐を行っていると前触れもなく出現し、未熟な侵入者たちの命を刈り取ろうとするため、迷宮に挑む際には細心の注意が必要となるだろう……。
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