バンダイナムコゲームスは、今夏に発売するPSP用ソフト『クイーンズゲイト スパイラルカオス』の新情報を公開した。
イラスト：泉まひる
本作は、2009年12月に発売された『クイーンズブレイド スパイラルカオス』の続編にあたるタイトル。『クイーンズゲイト スパイラルカオス』の題材となる『クイーンズゲイト』は、ホビージャパンから発売されている“対戦型ビジュアルブック”で、不知火舞やディズィーなど、さまざまなブランドのキャラクターが登場するコラボシリーズだ。ゲームでも、キャラクターたちがブランドの垣根を越えて共演する。
この2報では、『いちばんうしろの大魔王』の服部絢子と、『聖痕のクェイサー』のカーチャなどを紹介。これに加え、鎧破壊などの基本システムや、数量限定生産版＆予約特典、イベント出展情報なども掲載する。2010年12月27日に掲載した初報とあわせてチェックしてほしい。
■登場キャラクター紹介
●1年A組委員長 服部絢子（CV：日笠陽子）/『いちばんうしろの大魔王』より
コンスタン魔術学院高等部、1年A組のクラス委員長。正義感にあふれる性格で、曲がったことが許せない一途で純真な女の子。“服部家”は代々忍者の家柄で、本人も伊賀流の忍術を身につけており、さまざまな剣術、忍術を使用できる。“スハラ教”の生粋の信者で、つねにふんどしを着用している。（イラスト：ズンダレぽん）
▲剣術で敵を一閃！ 絢子が戦う相手の中に、前作に登場した女郎蜘蛛（アラネ）がいるのにも注目だ。
●赤銅の人形遣い カーチャ（CV：平野綾）/『聖痕のクェイサー』より
聖乳（ソーマ）を吸い、特定元素を自在に操る能力者……それが“クェイサー”。カーチャは“銅”を操るクェイサーで、大きな人形・断罪天使アナスタシアを操って戦うことから、“赤銅の人形遣い”の異名を持つ。普段はとても可憐で妖精のような少女として振る舞っているが、本性は生粋の女王様気質で、敵対する相手には女王の威厳を見せ付けるかのような堂々とした態度で臨み、情け容しゃない攻めを行う。（イラスト：フッズエンタテインメント）
▲断罪天使アナスタシアを操り、さまざまな攻撃を行う。カーチャのパートナー・桂木華（CV：日笠陽子）もともに登場する。
基本の鎧破壊システムをチェック！
本作の基本となる戦闘システム・鎧破壊システムを紹介する。これは、女性キャラクターの各部位を攻撃することで、そこを守っている装甲を破壊し、より大きなダメージを与えられるもの。女性キャラクターは、各部位に装甲値を持っており、攻撃時に一点集中して攻撃することで素早く装甲を破壊できる。攻撃技ごとに狙える部位が決まっているので、どのように部位を破壊していくかが勝利のカギになる。
▲画像左が破壊前、右が破壊後。破壊前に比べ、破壊後の方が与えるダメージが大きくなっている。
▲戦闘時に登場するSDキャラクターにも、鎧破壊は反映される。鎧をすべて破壊されてしまうと行動不能になる。
■ボーナスアタックでたたみ掛けろ！
敵は部位を破壊されると、一時的に戦意を喪失してしまう。このスキに連続攻撃を行えるシステムが“ボーナスアタック”だ。ボーナスアタックは部位が破壊されるごとに発生。あらわになった部位に追加攻撃を仕掛けたり、別の部位にダメージを与えたりといった使い方ができる。
▲まろんがリリの部位を攻撃し、鎧を破壊！
▲鎧が破壊されると、画像左のようにカットインが入り、同時にどこを攻撃するか選択できる。このボーナスアタックで鎧を破壊できれば、再度ボーナスアタックも可能だ。うまく使いこなそう。
■上or下半身を攻めてKOを狙え！
戦闘時に相手のHPをゼロにするとバトルが終了になるが、上半身または下半身に攻撃を集中させてHPをゼロにした場合は、衣装がはだけた状態になった専用のカットインが挿入される。
▲部位KO用に描き下ろしされたカットイン演出で、さらにバトルが盛り上がる。なお、ピンクの部分は実際のゲームでは見えるようになるので安心してほしい。
■すべての鎧を破壊しPKOを目指せ！
頭・胸・腰・腕・脚、すべての部位を破壊した時に発生するのが、PKO（パーフェクトノックアウト）だ。鎧破壊前にHPがゼロになると戦闘不能になってしまうので、これを見るためには、鎧の耐久力の調整や、敵のHPの回復など、緻密な戦術が必要になる。また、“真のPKO”も存在するらしい。
▲HPをゼロにせず鎧破壊を狙わなければならないため、PKOは難易度が高い。だが得るものはとても大きいので、頑張って挑戦したいところだ。
▲カーチャのPKO時のカットイン。こちらも、ピンクの部分は実際のゲームでは見えるようになるので安心してほしい。
■新要素・DOS SYSTEMとは!?
今作で新たに追加されるシステム“DOS SYSTEM”。これは、D（ダメージを）O（多く受けると）S（しゃがんじゃう）システムで、その名の通り、今作では疲労しているキャラクターが敵味方問わずしゃがむようになった。
▲状況がひと目でわかるようになり、より便利になった。
ゲームオリジナルのアニメーションを収録！
今作でも、ゲーム中にオリジナルのアニメーションが随時挿入される。このイベントアニメとオープニングアニメの作画監督は、前作と同じ金子ひらくさんが担当。監督は元永慶太郎さんが務める。
■数量限定生産版＆予約特典情報
本作の数量限定版には、ゲームソフトに加え、“figma まろん＝まかろん”と、パスケースが同梱される。付属のshift bodyパーツで鎧破壊を再現できるfigmaになっている。
▲ゲームオリジナルキャラクター・まろん＝まかろんがfigmaになる！
また、本作の予約特典も公開された。予約特典は、リバーシブルで使用可能なバッグ。外では表面を、家では裏面を、といった使い方ができる。数量限定なので、早めに予約しておこう。
■ワンダーフェスティバル 2011［冬］に出展！
2月6日に幕張メッセで開催されるワンダーフェスティバル 2011［冬］のホビージャパンブースで“figma まろん＝まかろん”が展示される。イベントに足を運んだ際は、ホビージャパンブースに行ってみよう。
