バンダイナムコゲームスは、2011年内に発売するPSP用ソフト『ヴァイスシュヴァルツ ポータブル』の新情報を公開した。
本作は、ブシロードのTCG『ヴァイスシュヴァルツ』を題材にしたPSP用ソフト。『ヴァイスシュヴァルツ』をPSPでプレイできる“カードシミュレーター”に加えて、“恋愛アドベンチャーゲーム”も盛り込まれている。デジタルゲームならではの白熱した演出や、ゲームオリジナルの要素などもたくさん追加されているという。
2報となる今回の記事では、本作の“恋愛アドベンチャーゲーム”の部分の情報を中心に紹介する。
■カードゲームで“恋”を勝ち取れ
本作には、カードファイトや、キャラクターとコミュニケーションを取りながら物語を進めていくモードが収録されている。ヒロインごとにストーリーが分岐し、異なるエンディングを迎えられる。このモードに登場するヒロインのうちの3人と、ストーリーを公開する。
†ストーリー†
“白き姫と黒騎士の集う学び舎”――通称・白黒学園は、選ばれたエリートだけが通う超名門校。
生徒たちはいずれもその将来を、政治、経済、芸術、芸能、スポーツ、あらゆる部門のリーダーおよびトップランナーとして嘱望（しょくぼう）されており、そのため、本来持つポテンシャルを極限まで高めるべく特殊なカリキュラムが組まれている。
その代表的なものが『ヴァイスシュヴァルツ』というカードゲームである。
厳しい校則で管理、統制される全寮制の学園――その高等部に今日、1人の男子が転校生としてやってきた……。
■主人公を待ち受けるヒロインたち
▲恋愛アドベンチャーのモードで主人公となるのは彼だ。
このモードには、イラストレーターのrefeiaさんがデザインする、オリジナルヒロインが登場する。どのキャラクターとエンディングを迎えるか、それはプレイヤー次第だ。
▲ヒロインたちと『ヴァイスシュヴァルツ』でバトルしながら、学園生活を送ろう！
●ほんわか全開幼なじみ 雪乃涼花（ゆきのすずか）/CV：悠木碧
「えへへ……10年分の気持ちを詰めたら……ね？」
白黒学園2年生で、主人公の同級生。主人公が10年ぶりに再会する幼なじみ。いろいろなものを食べ物にたとえるのが口グセだ。朗らかで少し天然な、誰からも好かれる優等生。
●崩せぬ鉄壁委員長 天珀翠子（あめくすいこ）/CV：矢作紗友里
「なに？ 文句あるわけ？ なら、私の感謝の気持ち、返しなさい！」
白黒学園2年生で、主人公の同級生。クラスの委員長で性格はいたって真面目。ルールに厳しく、主人公にもうるさく接するが、実はその言葉の裏に隠された秘密が……？
●斬り捨て御免武士ガール 柴美波（しばみなみ）/CV:沢城みゆき
「……ふっ……君がいたことに気付かないなんて、私もまだまだ精進が足りないな……」
白黒学園2年生で、主人公の同級生。スポーツ万能で剣の達人。各種運動部や女子に人気がある。とある理由から、男子と接触することに対して拒否反応を示す。
■プールもアリ!? ここが主人公が通う学園だ！
▲主人公たちが学ぶ教室。『ヴァイスシュヴァルツ』の授業があるのだろうか？
▲近代的な設備が整った施設。頂点を目指すエリートのために、最新技術が結集している。
▲プールはもちろん完備！ 夏の授業は当然水着!?
▲たくさんの書物が納められた図書館。歴史ある学園だけに、さまざまな秘密が隠されていそうだ。
■カードシミュレーターモードも続報が到着！
本作のキモとなるカードゲーム部分も、続報が到着！ PSPになったことで、ゲームの進行をほとんど自動で行ってくれるようになったのは、初心者にも上級者にもうれしいポイントだろう。新たな収録カードの画像も公開されたので、あわせて掲載する。
▲それぞれのカードに設定されたパワーなどの数値は、見やすいように表示されているので、一目瞭然だ。
▲ゲームの進行はほとんど自動でやってくれるので、改めて手順を覚える必要はない。
▲ゲーム中の行動後には“確認”をしてくれる。間違えてフェイズを終えてしまう……といったミスを防げる。
▲ゲーム中にいつでも設定を変更できる！ ゆっくり落ち着いてプレイした人は、ゲームスピードを遅めに設定しよう。
▲新たな収録カードの画像も公開された。TCGの方でプレイ済みの人にはおなじみのカードかもしれないが、改めてチェックしておこう。
