バンダイナムコゲームスは、9月8日に発売するPS3用RPG『テイルズ オブ エクシリア(以下、TOX)』の新たな情報を掲載した。
『TOX』は、人気RPG『テイルズ オブ』シリーズの15周年を記念して制作されている最新作。キャラデザインに藤島康介氏といのまたむつみ氏の2人が起用され、それぞれがデザインしたジュードとミラが物語の主人公となる。ゲーム開始時には、どちらの視点でゲームをプレイするかの選択が可能だ。
舞台となるのは、2つの大国が覇権を争う“リーゼ・マクシア”と呼ばれる世界で、人間と精霊の共存を軸としたストーリーが展開していく。ジャンルが“揺るぎなき信念のRPG”と銘打たれており、それをテーマとしたドラマも見どころだ。
▲オープニングムービーまでもがジュード篇とミラ篇、2つ用意されている。制作したのはufotableで、劇中アニメも合計30分ほどの長さになるという。
今回の記事では、2つの大国の1つ“ア・ジュール”を治める王や、バトルシステムのさらなる詳細や成長システム、テーマソングの特典情報などを紹介する。これまでの記事を参考にしながら、情報を確認してほしい。
<これまでの紹介記事>
→2人の主人公“ジュード”&“ミラ”と世界観
→バトルシステムの基本
→パーティキャラ“アルヴィン”とバトルシステム続報
→パーティキャラ“レイア”と“共鳴術技(リンクアーツ)”
→パーティキャラ“エリーゼ”と“パートナー固有サポート”
→パーティキャラ“ローエン”と“チャットシステム”
→ダブル主人公以外の“パートナー固有サポート”
→共鳴術技の詳細とローエンの主たち
→物語を彩る2人のキャラとショップビルドなど
→『TOX』と『アイマス2』のコラボDLC情報
■揺るがぬ意志で国を導くア・ジュールの王
紹介するキャラは、いのまたむつみ氏がデザインした“ア・ジュール”の王、ガイアス。対立国であるラ・シュガルの王と考え方は異なるようだが、強い信念を持った王であることは共通していそうだ。
ガイアス CV:置鮎龍太郎
「俺は滅びぬ。弱き者を導くこの意志がある限りな」
性別:男性 年齢:32歳 身長:185cm 武器:長刀 戦闘タイプ:剣士
ア・ジュールの現王。人間離れした戦闘力と人をひきつける器を持って、さまざまな部族が入り乱れる北方大陸を統一、強大な連邦国家ア・ジュールを成立させた英雄だ。何者に対してもひるまず、その強烈な意志が揺らぐことはないが、決して凝り固まることなく思考は柔軟。
ガイアスは、力ある者が、その責を果たさないことを認めない。それは当然、自分自身も含む主張であり、彼は身をもってこの理想を体現し、ア・ジュール統一を成し遂げた。リーゼ・マクシアの覇権を争うラ・シュガルへの、反抗の機会をうかがっている。
▲力ある者が、その責を果たさないことを認めない――考え方に強い信念のうかがえるガイアス。瞳や表情にも意志の強さを感じさせる。
▲ア・ジュールの首都“カン・バルク”と、ガイアスが居を構える王宮の中らしき場所。雪に覆われた風景は、木々の生い茂るイル・ファンとまったく異なる印象を受ける。
■オーバーリミッツ時だけに可能な共鳴術技チェイン!
▲ゲージがMAXになり、頂点が点滅する。OVL状態になることが可能な合図だ。
操作キャラとリンクパートナーとなったキャラの2人が、術技を組み合わせて1つの強力な術技を放つアクション“共鳴術技(リンクアーツ)”。この共鳴術技の発動には、“共鳴術技ゲージ”というゲージが必要であることは、以前の記事で紹介した通りだ。
この共鳴術技ゲージがMAXの5段階までたまった時に共鳴術技を発動させると、リンクした2人がオーバーリミッツ(OVL)状態になる。OVL時は、敵の攻撃を受けてものけ反らなくなる上、攻撃時に1ポイントずつ消費する“アサルトカウンタ”も、消費せずに攻撃が可能だ。ただしOVLを発動した瞬間からゲージは徐々に減っていき、ゼロになるとOVL状態は解除されてしまう。
▲OVL中はキャラが強化される。ただしゲージがゼロになるまでがタイムリミット。ACの制限はないので、どんどん攻撃しよう。
▲OVL中にリンクモードを解いても、マスターキャラにはOVL効果が残る。この状態で別のキャラとリンクすれば、その相手をOVL状態にできる。
またOVL中にのみ、共鳴術技につなげて共鳴術技を放つ“共鳴術技チェイン”を行うことができる。R2ボタンを押して共鳴術技を発動した後、タイミングよく共鳴術技に派生する術技を繰り出していくことで、共鳴術技をつなげていくことが可能だ。ただし、同じ共鳴術技をつなげることはできない。
▲共鳴術技チェインの例。左から、絶風刃(ジュード:魔神拳×ミラ:ウィンドランス)→玄武散(ジュード:三散華×ミラ:ロックトライ)→滅爪乱牙(ジュード:連牙弾×ミラ:アサルトダンス)とつなげている。
なおOVL中でもリンクパートナーを変えることができるので、タイミングさえうまく合わせられれば、パートナーを切り替えながら共鳴術技チェインを行うことができる。たとえば、
絶風刃(ジュード:魔神拳×ミラ:ウィンドランス)→リンク切り替え→魔神連牙斬(ジュード:魔神拳×アルヴィン:魔神剣)……
といったケースだ。また共鳴術技チェインに1回失敗しても、OVL中は常に共鳴術技が発動可能なため、ゲージがゼロになるまでは、あきらめずに共鳴術技チェインを狙っていこう。
■プレイヤーの好みで能力が変わる成長システム
『TOX』にレベルアップによるステータス上昇という概念はなく、レベルアップ時に得られるものはGP(グロウアップポイント)というポイントだけだ。キャラの成長は、すべて“リリアルオーブ”と呼ばれる卵型アイテムを使って行い、ステータスのみならず、術技やスキル習得など、キャラ成長のすべてがリリアルオーブのシステムに集約される。
リリアルオーブの中には、点(ノード)とラインで構成された六角形が幾重にも広がっている。六角形の各頂点のノードは、6種のステータス値にそれぞれ対応しており、GPを1ずつ使うことでノードを1つ1つ解放していき、ノードに応じた能力を上げることができる。
腕力:物理攻撃力に大きく影響するステータス。育てれば敵をガードブレイクしやすくなる。
体力:物理防御力に大きく影響するステータス。育てれば敵からガードブレイクされにくくなる。
知性:魔法攻撃力に大きく影響するステータス。育てれば敵に状態変化を与えやすくなる。
精神:魔法防御力に大きく影響するステータス。育てれば状態異常・変化にかかりにくくなる。
敏捷:戦闘時の移動速度に大きく影響するステータス。一部術技の威力にもかかわる。
器用:クリティカルヒット・敵を気絶させる確率に大きく影響する。一部術技の威力にもかかわる。
上の6つのノードに加えて、HP、TP、SP(スキルセットに必要)といったノードも配置されており、それらも解放することで能力が上がっていく。また解放したノードとノードでつながれたラインは光るようになっていて、光るラインで囲まれた台形の中にノードが存在すると、そのノードに対応した術技、またはスキルを習得可能だ。
▲初めは、一番内側の6つのノードから好きなものを解放し、次以降は解放したノードと隣接したノードのみを解放できる。ノードの能力アップ値は、外側に行くほど高い。
▲初期のリリアルオーブは4重の六角形だが、ノードを解放していくうちにリリアルオーブも成長していく。成長すると外側の六角形が増え、より効果の高いノードが解放できるようになる。
▲術技やスキルのノードは、ラインで構成された台形の内側にある。上の説明とは別の言い方をするならば、術技やスキルのノードを囲んでいるすべてのノードを解放して、光るラインで囲めばこれを習得できる。
▲カメラ切り替えで、リリアルオーブを俯瞰(ふかん)した様子。同じレベルでも、ノードの解放順によって違った能力のキャラになる。かなり自由なキャラ育成が可能だ。
▲なお、どんな風にノードを解放していくかを考えるのが面倒な人は、オートナビで手軽に育成することもできる。ただし、あくまで1つのルート提案であり、オートが最適ルートというわけではない。
■ミラが浜崎あゆみさんと衣装でコラボ!
浜崎あゆみさんが歌う『TOX』のテーマソング『progress』が収録されるミニ・アルバム『FIVE』の数量限定生産 “テイルズ オブ”盤に、ミラ用の衣装をダウンロードできるプロダクトコードが付いてくることが明らかになった。
封入されたカードに記載されたコードを利用すると、浜崎さんが実際に着用した衣装をモチーフとした“歌姫”衣装がウンロードできる。ミラに着せて、イベントシーンや戦闘を楽しもう。
▲左が浜崎さんの写真で、右が歌姫衣装を着たミラ。
▲衣装を着た状態でのイベントや戦闘シーン。
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