『東京魔人學園伝奇』シリーズ、『九龍妖魔學園紀』で知られる今井秋芳氏の完全新作『魔都紅色幽撃隊』が発表。今井氏の過去作と世界観を共有する本作では、アドベンチャーパートとバトルパートの組み合わせを“1話”とし、全13話で物語が描かれる。今回は、アドベンチャーパートの流れと、第1話の登場キャラクター、深舟さゆりを紹介するぞ。
●第1話あらすじ“転校生の世界”
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深舟(みふね)さゆり
新宿区暮綯學園3年生。凛とした雰囲気の美少女。霊との戦いに巻き込まれ、過去と対峙する決心をする。 |
ある日、何の変哲もない《転校生》(※名前を入力可能)が新宿の暮綯學園(くれないがくえん)高等学校にやってくる。
気の強いクラス委員長、深舟さゆりに學園を案内されている最中、《転校生》は、夏服の少女の霊を視る。
閉鎖された校舎の一角へ足を踏み入れた《転校生》と深舟は、紅いコートの男の霊と遭遇する。襲いかかる悪霊からふたりを守ったのは、同級生の支し我が正宗(まさむね)と謎の女だった。
戦いの後、女──伏頼千鶴(ふくらいちづる)は、《転校生》にみずからの素性を説明する。自分は“ 夕隙社”(ゆうげきしゃ)という名の会社の社長であり、一般人から依頼を受けて悪霊を退治する仕事をしている、と。支我もまた、夕隙社で働くアルバイトの一員だった。
伏頼は、《転校生》には霊を感じる能力があると諭し、夕隙社でアルバイトをしないかと誘う。伏頼の申し出を受ける《転校生》。
こうして──《転校生》である主人公の夕隙社での生活が始まった。それは同時に、東京の闇に潜む悪霊との死闘の始まりを意味していた。
●アドベンチャーパート 日常のドラマが楽しめるアドベンチャーパート。ここでの会話次第で、キャラクターの友好度が上下し、各話の進行、ひいてはエンディングが変化する。また、除霊(バトル)の準備もこのパートで行う。
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出撃・除霊準備
夕隙社オフィスでは、出撃するメンバーと、訓練を行うメンバーを選ぶ。除霊先の見取り図の確認も可能。 |
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霊が出現する場所を予測し、罠を仕掛ける。設置できる罠の数は限られているので、慎重に。 |
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新たな入力システム
キャラクターとの会話では、感情(愛、悲、怒など)と五感(視、触、嗅など)を組み合わせて入力することで、プレイヤーの気持ちを伝えられる。入力した内容次第で、相手のリアクションが変わる。“友で聴く”、“怒で視る”など組み合わせは25通り。“愛で視る”ことも可能!? |