“鬼”との戦いがここに極まる 既報の通り(→記事はこちら)、コーエーテクモゲームスより、プレイステーション Vita/PSP用ソフト『討鬼伝 極』が発表された。同社より正式にリリースが届いたので、以下に掲載しよう。
『討鬼伝 極』は、2013年6月に発売され、大ヒットを記録したハンティングアクションゲーム『討鬼伝』の続編となる作品です。前作に引き続き開発は『真・三國無双』シリーズなどさまざまなアクションゲームを手がける、コーエーテクモゲームスの開発チーム“ω-Force”が担当。爽快かつ奥深いゲーム性を実現しました。
プレイヤーは、“鬼”との終わらない戦いが続く世界を舞台に、特別な力を持つモノノフと呼ばれる戦士となり、仲間とともに人の世を滅びから守るため、“鬼”との戦いに挑みます。『極』の世界では、プレイヤーが“ウタカタの里”のモノノフを率いる隊長として、新たな脅威との戦いに巻き込まれていきます。
本作では、前作『討鬼伝』の要素に加え、魅力的な新キャラクターや、前作から3 ヶ月後の“ウタカタの里”が舞台となるシナリオ、個性あふれる新武器種などの新要素を大幅に追加し、強大な“鬼”の体の一部を斬り落とし破壊する“部位破壊アクション”の爽快感がさらにパワーアップしています。
また、最大4人までのマルチプレイにも引き続き対応し、PS Vita 版とPSP版でのクロスプレイやアドホックモードによるプレイのほか、PS Vita 版ではインフラストラクチャーモードで全国のモノノフたちとの共闘も可能です。
<ゲーム序章>
オオマガドキを巡る戦いから三月――
ウタカタの里は、しばしの安寧の中にあった。
しかし、その平和は突如破られる。
北から未知の“鬼”が現れ、“中つ国”の守りを喰い破ったのだ。
霊山より派遣された精鋭“百鬼隊”。
霊山に従わず、独立不羈(どくりつふき)を貫く「シラヌイの里」。
そして暗躍する秘密組織“陰陽方”。
それぞれの思惑を秘めた者たちが今、ウタカタの里に集う。
死戦の果て、勝つのは人か、“鬼”か。
モノノフたちよ、“鬼”を討て!
<『討鬼伝 極』の特徴>
(1)武器種、“鬼”、ミタマ…すべての要素が大幅ボリュームアップ
前作『討鬼伝』の内容に加え、さらに難易度の高い任務や、薙刀などの新たな武器種、戦闘スタイルなど、すべての要素が大幅にボリュームアップしています。プレイヤーが戦う “鬼”も、北の地に現れた未知の鬼“イミハヤヒ”のほか、新たな“鬼”が多数登場し、その数は前作の約2 倍に及びます。数が増えるだけでなく、“鬼”の動きも強化されたことで、より緊迫感のある戦いを楽しめます。
(2)“鬼”との果てなき闘い!終わりなき戦場で、極限の戦いに挑め
決められた“鬼”と闘うだけでは物足りないというモノノフのために、新たな形の特殊任務が追加されます。この特別な任務でしか手に入らないミタマや報酬もあり、新たな“鬼”から手に入れられる素材で製造する武器や防具の収集と合わせ、やり込み要素として最適です。
(3)モノノフどうしの“共闘”が導く新たなアクション
4名までのプレイヤーによる共闘プレイが魅力の『討鬼伝』に、いままで以上に仲間との連携がしたくなる新たなシステムを搭載。他プレイヤーやNPC との“共闘”を行うことにより、“鬼”の部位を一撃で破壊する“鬼千切”よりもさらに強力な必殺技が使えるようになります。本作ではNPC の行動を司るAI をブラッシュアップ。より賢く、人間らしい動きをするようになった仲間のモノノフと連携して“鬼”に挑むことができます。
(4)新旧キャラクターが織りなす、『討鬼伝』の世界
ほかのハンティングアクションゲームの追随を許さない、ドラマティックなシナリオは、前作のプレイヤーから高い評価を受けました。『討鬼伝 極』では、前作のストーリーの後に、ほぼ同量の新たなストーリーを一挙追加。前作ではほとんど明かされていなかった、モノノフの起源や“陰陽方“の存在など、『討鬼伝』の世界をさらに深く掘り下げていきます。“桜花(おうか)”や“速鳥(はやとり)”といった前作で登場した仲間のモノノフや、ウタカタの里のNPC たちは引き続き登場。それに加え、薙刀を操る“暦(れき)”のほか、新たに魅力的なキャラクターたちが登場し、壮大なストーリーが展開します。
コーエーテクモゲームスでは、「本作の情報は、今後随時公開していく」とのこと。お楽しみに。
なお、『討鬼伝 極』は2014年発売予定だ。
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▲イミハヤヒ(忌速火)
巨大な尾を持つ、獣のような姿の大型“鬼”。しなやかな身体には、凶暴な本能と圧倒的な力が満ちている。
北の地に現れた未知の“鬼”のうちの一体であり、その来歴、生態は一切不明。 |
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▲プレイヤーキャラクター。上が男で下が女。ウタカタの里の討伐隊を率いる隊長。数ヶ月前にモノノフとなったばかりだが、幾多の死闘を経て、大きく成長した。苦難をともにした仲間とは、強い絆で結ばれている。 |
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▲暦(れき)
“一途に舞う乙女武者”
薙刀の扱いに長けた、若きモノノフ。幼さが残る外見に反し、その言動は質実剛健。いかなる状況にも冷静に対処する。一方で、どこか他者を立ち入らせない頑なさがあり、周囲から孤立して見えることがある。シラヌイの里より派遣され、現在は“百鬼隊”に協力している。 |