名作ミステリーアドベンチャーがXbox Oneで楽しめる
5pb.が2014年5月27日(火)に“Xbox One向けソフトウェア発表会”を開催。
故・菅野ひろゆき氏による名作ミステリーアドベンチャー『ミステリート』シリーズの完結
として、『ミステリートF 探偵たちのカーテンコール』が発売されることが決定。
制作総指揮は浅田誠氏で、緒方恵美さんや能登麻美子さん、三石琴乃さん、花澤香菜さん、
小倉唯さん、平野綾さん、子安武人さんといった豪華声優陣が起用されている。
同作には、1作めにあたる『ミステリート ~八十神かおるの挑戦!~』の移植版と、
未完だった『ミステリート2 ~フェアウェル・エンカウンター~』の完全新作版の2本が収録されている。
なお、『ミステリート』の体験版が、iOS&Androidで配信されるとのこと。
■八十神かおる(CV:緒方恵美)
本作の主人公。
アイドラー(IDLA。国際ディテクティブ・ライセンス協会)の最高位であるクラスA
ディテクティブの称号を最年少で獲得した、凄腕の探偵。女装を得意とし、様々な姿に扮しては事件を解決する。名前も見た目も日本的だが、日系イギリス人であり国籍もイギリス。18歳ながらオックスフォード大学を飛び級で卒業している。専攻は人文科学。クラスAだけあって抜群の推理力と豊富な知識を併せ持っているが、精神面では年相応にネガティブな意味で若い。極めてシニカルな発言が多く、周囲の人間をヒヤヒヤさせることが多いが、女性の心理にはやや疎い。
■七尾芹奈(CV:能登麻美子)
かおるの元アシスタント。
非常に控えめでおしとやかな性格だが、その一方でクラスDのライセンスを持つ才媛。
かおるに代わって家事なども行なっていた。ロンドン郊外に在住中の2年半前、家族全員を惨殺されるが、その事件を担当したかおるに「強く生きろ。犯人を見つけだし、その手で裁きを下せ。それまで生き延びろ」と力付けられ、以後かおるのアシスタントに。かおるとは探偵とアシスタント以上の信頼関係で結ばれていた。そして、マリア・テレジーア号事件(第零話)の後に「しあわせ探偵事務所」へと出向するが、その後謎の失踪を遂げる。
■南条深雪(CV:三石琴乃)
「南条探偵事務所」所長でクラスCのライセンスを持つ。
以前所属していた「しあわせ探偵事務所」の所長双麻に惚れており、失恋の末同探偵事務所の東と付き合うも、破局。双麻失踪の現在でも未だにその想いを引きずっている。双麻の後「しあわせ探偵事務所」の所長となった毒島らと対立して独立。堂島邸殺人事件(第壱話)でかおると出会い、事件解決後に「しあわせ探偵事務所」にいた沢田と共に自らの事務所に迎え入れた。性格は明るく気のいい聡明なお姉さんといった風情だが、かおるを年下とバカにせずクラスAとして認め、素直にアドバイスを聞く柔軟さも持つ。
■氷河マイ(CV:花澤花菜)
フィーナの組織に属する殺し屋。
手段を選ばず任務を遂行する冷徹な少女だったが、かおるとの戦いに3度敗れ、付き従うようになってからは、徐々に年相応の感情を見せるようになる。旧東ドイツ出身の孤児。13歳の頃から、セルシアという教養がありながらも娼婦に身をやつしている女性によって育てられたが、その女性をめぐる悲劇がマイを殺し屋の道へと導いた。なお、マイという名前はセルシアによって付けられたもので本名は不明。
■舞ノ小路水陰(CV:小倉唯)
双麻と双璧をなす、日本にいるもう一人のクラスA。
年齢不詳。
警察庁の相談役を務めており、そのためもあって解決した事件の内容では双麻を
しのぐと言われている。普段は純和風の小さな女の子に見えるが、実はかおるよりも年上で、時折水陰プレディテクト・リーゾニング・フェノメノンという絶対無敵時間に入り、大人の姿へと変身し、このときの推理の的中率は100%になるという。
■麻生優希(CV:平野綾)
ヨーロッパ帰りの才媛で、数ヶ月前から売れっ子として名が知れ始めたフリーのルポライター。
年齢不詳。
クラスFのアイドラーライセンスを持つ。歯に衣着せぬ物言いと、手際よく情報を引き出す話術、そして短い時間でかおるの正体を見破る洞察力など、その能力は極めて高い。
◆ゲーム概要
■新感覚ADVゲーム
XBOX ONEならではのコントローラー等の振動にリンクしたシステムを搭載。物語の核心に迫る、犯人を追いつめるシーンや対決シーンでは登場人物の心拍数にリンクさせ、心理状態を振動で表現します。
例)
最初はとぼけて何事もない涼しい感じで受け答えしているが、証拠を突きつけられ、次第に心拍数が上がっていく。これをコントローラーの振動で表現し、シーンを見るだけではなく、キャラクターの心理状態を体感できるようになります。プレイヤーの推理のヒントにも大きく影響するように設計し、振動とゲームのリンクを新しい形で提案する、新感覚ADVゲームにする予定です。
■ディテクティブ・チャージ・システム
各話で事件の依頼を受けると、ディテクティブ・チャージシステムが起動します。これは、証拠・証言・動機などといった、事件の核心に迫っていくと「ディテクティブ・ポイント」という数値が上昇していきます。ポイントが増えるということはそれだけ事件の解決に近づいていくということ。真犯人は追い詰められていることになります。
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