最新の技術で描く、陸海空のWW1 エレクトロニック・アーツが、同社のミリタリーFPS『バトルフィールド』シリーズ最新作として、『Battlefield 1』を発表した。プラットフォームはPS4/Xbox One/PCで、海外では10月21日に発売予定。限定版予約者は18日からのプレイが可能で、Xbox OneとPCのEA Access/Origin Accessメンバーも早期アクセスができるという。
シリーズの近作では2010年代から20年あたりの(発売時点からは少しだけ未来の)現代戦を描いてきたが、今作のテーマは第一次世界大戦となる。
というわけで『バトルフィールド』の重要な要素であるビークル(乗り物)要素も、空は複葉機が飛び回り、地上では騎馬兵が駆け、WW1時代の戦車が塹壕を乗り越えるというクラシックかつロマンあふれるスタイル(トレイラーのラストにはツェッペリン型飛行船と思われる機体も登場)。
武器では、ピストル、ショットガン、各種ライフルなど当時の銃器が登場するほか、毒ガスや火炎放射器といった、第一次世界大戦前後から本格的に導入されていった要素も登場。その一方で、白兵戦も重要視しており、トレンチナイフ、シャベルやサーベル、スパイククラブ(棘つきの棍棒)といった武器を使った歩兵同士の近接戦闘も大きな要素になるという。
シングルプレイキャンペーンでも「よりバトルフィールドらしい体験」を提供すべく、(ただの一本道ではなく)プレイヤーの選択がモノを言う広いステージでのプレイや、ビークル主体のステージなども盛り込んでいく予定。また戦場はフランスの平原やアルプスの高原、アラビア風の砂漠など、さまざまなステージが用意される模様だ。
またマルチプレイでは、「パーシステントスクワッド」と呼ばれるシステムを導入。これにより、友達とプレイしていて一時的に離脱をしても、元のスクワッドに復帰できるという仕組みになる。全体的な設計の傾向としては、これまでよりもさらにチームプレイを重視する作りになっているそう。
続報については、今年のE3の前に行われるエレクトロニック・アーツ主催のイベントEA Playで公開予定であるほか、今年後半にはオープンβテストも実施予定。参加者は限定コンテンツも入手できるという。なお『バトルフィールド』公式サイトのバトルフィールド・インサイダー(http://www.battlefield.com/ja-jp/community/insider)に登録しておくことで、最新情報を得られるとのこと。
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