スパイク・チュンソフトから2015年1月29日に発売予定のプレイステーション3用ソフト『憂世ノ志士』。プレイステーション Vita版『憂世ノ浪士』と共通のシステムや舞台を使い、まったく別の戦いや物語が描かれる。今回は、異なるふたつの物語を盛り上げる、カスタマイズ要素と京の町の施設を紹介しよう。
■『憂世ノ志士』とは?
記憶喪失の坂本龍馬を操作して、記憶を取り戻しながら幕末の動乱に身を投じる。薩摩、長州、新選組などの英雄たちも登場。史実とは異なる展開も。
●カスタマイズでは性別も自由に変えられる 服装や髪形、 身に付ける装飾品を自由にカスタマイズできる本作。じつは、主人公の性別までも変更できるのだ。女性版の坂本龍馬として本編の物語を進めることも可能。もちろん、 服装や髪形も女性専用のオシャレなものが多数用意されているぞ。また、習得した秘剣は、名称変更が行え、変更した名称がそのまま技発動演出に反映される。
■オシャレして女を磨け
女性専用の衣装には、メイド服などの洋服もあるぞ。開国したばかりの、和洋折衷のコーディネートも可能なのだ。
●京の店で己の道を切り拓く 物語は、時代の転換期を迎えて不穏な空気が流れる京都を中心に展開する。複数の巨大なエリアからなる京の町の中には、戦いや町歩きを快適にするさまざまな種類の店が存在。そんなお店から、主人公にさまざまな仕事を斡旋する“口入屋”と“浮世絵屋”を始めとする、店の一部を紹介する。
■口入屋
お面を被った町人が目印で、各都市に存在するお店。 お使い、 護衛、闇討ちなど、町の人からの仕事を主人公に斡旋する。依頼は、『憂世ノ志士/浪士』両作品で共通のものと異なるものが存在する。
<町の人も依頼者に!>
依頼は口入屋だけでなく、頭上に“?”のアイコンが表示された町の人から、 直接受けることもできる。 主要な人物からお願いされることもある!?
・依頼の例:運を天に任せて
“幕府の倒しかたを教えます”という依頼を請け負った主人公。指定された場所に赴くと、怪しいふたりの浪人が現れ、金を要求してきた。依頼は、倒幕を餌にお金を奪う強盗が仕組んだ罠だった。主人公は浪人ふたりと戦うことに。
鍛冶屋
本作の武器には耐久度が存在し、ゼロになると威力が激減してしまう。鍛冶屋ではその耐久度を回復させる修理とともに、 性能を高める強化も行える。また、特殊な効果“特質”を付与する焼き入れも可能。
<武器強化>
鍛造には、上級、中級、おまかせの3つのコースがあり、コースによって代金や必要な素材の量、性能の上昇値が異なる。 コースのほかに、“攻撃力重視”、“防御力重視”、“平均的”の中から鍛造の方向性も指定できるぞ。
<焼き入れ>
刀に特殊な効果“特質”を付与する。特質にはさまざまな種類があり、強力な特質を付与するには主人公の知名度を上げなくてはならない。また、焼き入れには、口入屋や浮世絵屋の依頼をこなすことで手に入る“閃き”と呼ばれるポイントになるのだ。
■浮世絵屋
主人公は、浮世絵の才能を持つ。その能力を活かして、浮世絵屋から絵の仕事を引き受けられる。“風景画”や敵を討ち取った際に描かれる“戦画”、セクシーな“春画”など、要望に添った絵を描いて納品するのだ。
<“版木”を集めて浮世絵作成>
浮世絵屋で購入できる浮世絵に使う道具、版木。数種類存在し、使用する版木によって、同じ風景でも完成時の色彩や外枠のデザインが変化する。
・依頼の例:どすこいどんとこい
力士にぶつかって亡くなったお婆ちゃんの仇を討ったところを絵に収める“戦画”作成の依頼。力士を見つけて、相手を倒せば、その姿が自動的に浮世絵になる。
■廻船問屋
インターネットに接続した状態でプレイしていると、ほかのプレイヤーの分身が町に出現。彼らに話しかけると、浮世絵を描いた場所を当てるサブクエスト“判じ絵”に挑戦できる。また、自分が描いた絵を廻船問屋に売ることで、自身が出題者となることも可能。