●時を超えた事件の真実をつかみ歴史を取り戻せ
時間の狭間に潜む、”逢魔”と呼ばれる魔物。『シグマ ハーモニクス』は、その逢魔の出現と同時に発生した過去の時代の事件を解決し、塗り替えられた歴史を取り戻すアドベンチャーRPGだ。本作の核である謎解きは、”超推理”を展開することで進んでいく。これは、主人公であるシグマが集めた証拠をもとに、事件の謎を解き明かすシステムだ。超推理によって導き出される答えはひとつではなく、プレイヤーの判断によっては、間違った回答にたどり着く場合もある。なお、超推理は任意のタイミングで行えるほか、推理の結果に不満があれば、何度でもやり直すことが可能だ。
超推理を行うためには、”刻音”が必要。これは、事件に必要な情報をシグマの能力によって視覚化したキーアイテムだ。刻音は人々と会話をしたり、シグマの能力のひとつである”調音査”を使うと入手できる。舞台となる黒上の館を隅々まで探索し、なるべく多くの刻音を集めよう。
超推理の目的は、”思考の闇”を晴らすこと。思考の闇は事件に関する謎を表すもので、超推理の画面では黒いボタン状のアイコンで表示される。この周囲に刻音を配置すると思考の闇は消滅。すべての思考の闇を消せば超推理は完了し、事件の推理結果が導き出されるのだ。
超推理を完了させて事件の謎が解けると、ボスクラスの逢魔とのバトルが可能になる。ここで戦う逢魔の強さは、超推理の結果によって変化。謎を完全に解けば、つまり事件の真相を知ることができれば逢魔は弱体化する。しかし、謎が解けなかった場合は手ごわいままなのだ
バトルでは、シグマのパートナーであるネオンが活躍。式札というカードに宿る神霊を身に宿したネオンに、シグマが指示を与える形で進んでいく。戦闘中に流れる楽曲が3つのイコライザー(青いゲージ)を増減させ、その増減量によって技が出せるまでの時間が変わるといった、一風変わったシステムが導入されているのだ。
各式札は、イコライザーの動きによって増加する緑色のゲージが満タンになり、ピンク色に変化すると使用可能になる。使えるようになった式札を、タッチペンで画面上部の枠の中に移動させるとネオンが技をくり出すのだ。技には、攻撃方向を指定するものも存在。ネオンの向きと逢魔の位置を考えて戦う必要がありそう。
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