井上でございます。
企業さんの方で発表があったようなので、ご報告します。
精剣血風録は、âgeさんより出ます(^_^;)
その名は『システムS』――
『システムS』とは――?
井上が(勝手に)提唱している、シナリオの執筆システムです。
『S』は、scenarioの『S』です(`・ω・´)
エルフを退社した2003年。
そろそろ業界に、ブランド氾濫による粗製濫造、いわゆる『アタリショック』の気配が漂ってきていました。
『SF小説』も末期もそうでしたし、『スーパーファミコン』の末期もそうでした。
つい数年前では『架空戦記』、最近では『アニメ』がそうでした。
ブランド過多による作品の乱造、人材、資金の分散……その結果による作品の質の低下。
数年後の業界の有様が、まざまざと見えました。
この業界の衰退をどのように回避するか――?
回避できなければ、どう立ち直らせるか――?
企業、ライター、お客さん、みんなが幸せになれる、そういうビジネスモデルを、どうにか作れないか――?
それがこの5年間の井上のテーマでした。
井上はライターです。
それ以上でも、それ以下でもありません(おお、大尉!)
だから、1人のライターで出来ることを考えました。
それが、『システムS』です(`・ω・´)
すなわち、ライターは自費で自分の納得のいく面白い作品を書く!
そして、それを企業さんに買ってもらう!
ライターは、何の掣肘もなく、自分の好きな作品を書けるので、仕事の情熱が天井知らず! 質の高い作品が書ける! ハッピー!
そして企業さんは、シナリオの遅れのない質の高い完成品を手に入れることが出来る!
シナリオが面白くない・売れないと思えば買わなければよい! 損害は全くなし!
おまけに社内のライターさんの負担が減り、次の作品の質が上がる! ハッピー!
お客さんは、『システムS』の作品なので外れがない! 安心して買える! ハッピー!
……完璧(`・ω・´)
要は――
そう、要は最初の作品を書き切れるかどうか。
ツテも、コネも、スポンサーもなく、自分独りで、独りだけで、何メガにも及ぶ作品を書き切ることが出来るか。
仮に書き切ることが出来たとして、目論み道理に買手がつくかどうか。
つかなければ、全くの大損。
綱渡りどころか、白刃を渡るようなリスキーな作業。
でも……もし成功すれば、その価値は計り知れない。
全ては自己責任。
……あとは、腹を括るだけでした。
色々言われるている業界ですが、実力さえあれば徒手空拳、一匹狼でも道を切り拓くことが出来ます。
個人で好き勝手に書いた作品を、アージュさんのような一流ブランドから商品化して貰うことも出来ます。
難しいですが、決して不可能ではありません。
志さえ……業界に初めて入ったときの夢や野望、志さえ失わなければ、機会を掴むことが出来ます。
井上は別に裕福な家庭に育ったわけではありません。
エルフ時代に溜めた預金はほぼ全て吐き出してしまいました。
でも後悔はありません。
井上はライターで、ライターにとって一番の幸福を手に入れることが出来たからです。
後に続いてくれる人が現れてくれたら、とても嬉しいな。
その結果として、業界が再び輝きを取り戻してくれたら。
実力次第で夢を掴むことが出来る、この素晴らしい業界が輝きを取り戻してくれたら。
『精剣血風録』は、そんな『システムS』で書かれた最初の作品です
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