セガは、7月29日発売のPSP用ソフト『初音ミク -Project DIVA-2nd』の新情報を公開した。
『初音ミク -Project DIVA- 2nd』は、クリプトン・フューチャー・メディアの音声制作ソフト“キャラクターボーカル”シリーズ第1弾・初音ミクをフィーチャーしたリズムアクションゲーム『初音ミク -Project DIVA-』の続編。“長押し”や“同時押し”など、楽曲との一体感がより高まるような新要素が追加されている。また、前作にはほとんどなかった鏡音リン・レン＆巡音ルカの楽曲やモジュールなども収録。キャラクターを2体同時に登場させられるようになり、『magnet』などのデュエット曲にも対応している。
今回の記事では、そんなミク以外のキャラクターの楽曲や、本作のために制作された新曲、そしてよりパワーアップしたシステム周りの情報をお届けする。
■リンとルカの代表曲や、新曲などが収録！
本作には、リンの『炉心融解』と、ルカの『Just Be Friends』が収録されることが明らかになっている。
▲kuma（alfred）さんが作詞、iroha（sasaki）さんが作曲を手掛けるリンの『炉心融解』。廃棄された融合炉を思わせるステージで、リンが楽曲の世界観をダンスと歌で表現する。ダークな廃墟と流れる水の美しいコントラストがアクセントになっている。
▲ルカの代表曲の1つ、『Just Be Friends』も収録。Dixie Flatlineさんが制作した、ルカの人気ナンバーだ。ルカのイメージカラーのサイリウムが振られるライブステージで、切なくもパワフルに歌う！
また、本作には新曲も収録されている。判明している収録曲は、本日7月14日にCDも発売された本作のタイアップソングであるryoさんの『こっち向いて Baby』とkzさんの『Yellow』、そして人気クリエイターによる豪華なコラボレーションが話題を呼んでいる『カラフル×メロディ』の3曲だ。
▲『Packaged』などを手掛けたkzさんによる『Yellow』。楽曲キーカラーのレモンイエローと美しい青で染められたダンスステージには、スピーカーを思わせる巨大なオブジェが搭載されている。ダンサブルな楽曲とマッチしたPVだ。オリジナルのコスチュームデザインは、redjuiceさんが手掛けている。
▲作詞をminato（流星P）さん、作曲をdorikoさん、編曲をOSTER projectさん、エレクトリックギターを19’s Sound Factoryさんと、ボカロファンにはたまらないコラボユニット“ちーむMOER”が手掛ける『カラフル×メロディ』。学園祭をイメージしたステージで、楽しくミクとリンが歌い踊る。ミクとリンのオリジナルコスチュームは、nezukiさんがデザインを担当している。
■最高難易度・Extremeが追加！
本作では、リズムゲームにHARDの上を行く難易度・Extremeが追加される。新要素の“長押し”と“同時押し”を加えた、見た目もにぎやかで変化に富んだゲーム画面に、飽きのこないやり込み要素を盛り込んだリズミカルな譜面になっている。Perfectを目指すやりこみユーザーは、より熱いプレイを楽しめるだろう。稼働中のアーケード版『初音ミク Project DIVA Arcade』でもExtremeは実装されており、非常に歯ごたえのある譜面になっている。『2nd』では一体どのような譜面になるのか、期待がふくらむ。
■ユーザープロフィール
『2nd』では、ハイスコアやプレイ履歴を、ユーザーのプロフィールとして記録できるようになる。アドホックモードを使い、プロフィールをユーザー同士で交換することも可能だ。自己紹介のページも用意されているので、名刺代わりに交換して楽しめる！
▲アイコンと性別、ニックネーム、称号、お気に入り楽曲、自己紹介を編集できるようだ。プレイ履歴は別ページで確認可能。やり込みをアピールするにはもってこい!?
■ミクルームが進化、DIVAルームに！
前作では、ミクたちの楽しいリアクションなどを楽しめた“ミクルーム”が、本作では“DIVAルーム”にパワーアップ。全キャラクターに個別のルームが用意されるようになった。また、ルームイベントも追加。他のキャラクターが遊びにきて、2キャラによるイベントが発生することもある。
▲ミクルームが一新！ キャラクター同士のイベントが追加されたのはうれしい要素だ。
前作で好評だった“スクリーンショット機能”は本作でも搭載されている。個別のルームイベントやキャラクターたちの掛け合い、増えたモジュールによる別コスチューム姿など、ルームでのさまざまな様子をスクリーンショットで集めよう！
