アルケミストは、Xbox 360用ソフト『ぎゃる☆がん』を今冬に発売することを明らかにした。
本作は、“3D・眼（ガン）STG”と銘打たれた完全新規のタイトル。さまざまな美少女ゲームをリリースしてきたアルケミストが発売を、数々のアクションゲームを手掛けてきたインティ・クリエイツが開発を行っている。プレイヤーは、見習い天使によってモテモテになってしまったテンゾウを操作して、言い寄ってくる女の子たちを眼力でなぎ払いながら、意中の人に告白することになる。
このタイトルは、これまで謎のサイトが公開され、そこでは“新たなる挑戦と恋の物語”というキャッチコピーに手紙のようなイラスト、そして3枚の肖像画が公開されていた。以下で、今回明らかになった本作のプロローグや登場キャラ情報、そしてシステムについて紹介していく。
●プロローグ
見習い天使・ぱたこの放った矢を浴びて、1日限定のモテモテ男になった主人公・テンゾウ。しかし、その矢の効力が切れれば明日からは永遠に彼女ができない生活が続くという。
それを回避するためには、今日中に女の子に告白して、お互いの心が通じ合わなければならない。
モテモテ期間を利用して彼女を作るというのはなんとなく卑怯（ひきょう）だと思いつつも、一生彼女なしは耐えられないと、思いの人に告白を決意する。
今の自分なら一発返事で心も通じ合うと簡単に考えていたが……。
●キャラクター紹介（敬称略）野々宮 かなめ（ののみや かなめ）
▲2年B組で、テンゾウとは幼なじみ。家は神社で、巫女として家業を手伝っている。恋愛には弱いが、お化けには強い心霊マニアでもある。 ▲CV：寺本來可（てらもと ゆきか）
火吹 晶（ひぶき あきら）
▲2年B組の生徒で、学園の正義を守る女の子。ガサツで口は悪いが、意外と乙女なところもある。兄を慕っているが、その様子は少々ブラコン気味なほど。 ▲CV：内村史子（うちむら ふみこ）
桜咲 薫子（さくらざき かおるこ）
▲3年D組の先輩で、桜咲財閥のひとり娘。高いプライドと自信、若干ワガママな性格を持ちあわせる。絵が趣味で、男子、女子からの人気は高い。 ▲CV：内田真礼（うちだ まあや）
兎野 葵（うの あおい）
▲1年C組。見た目は幼いが、それに反してかなり口は悪い。夢を叶えるためには努力を惜しまない、純粋で一途なロックンローラーだ。 ▲CV：山本希望（やまもと のぞみ）
ぱたこ
▲ドジでお茶目な見習い天使。卒業試験中に、誤ってテンゾウにキューピットの矢を連射してしまった、かなりのうっかりさん。 ▲CV：田村ゆかり
●ゲームシステム 見習い天使・ぱたこの放ったキューピットの矢によって、女の子たちは見つめられただけでメロメロになってしまう。超モテ男になってしまったテンゾウは、言い寄ってくる女の子たちをフェロモンショットという名の“眼力（がんりき）”でなぎ払い、意中の彼女を目指す。今までにない、新感覚の3Dシューティングゲームだ。
▲女の子たちは、テンゾウの魅力に我慢できず、ありとあらゆる場所、さまざまな方法で言い寄ってくる。相手が告白する前に、フェロモンショットで撃退しよう。
シューティングのステージ間には、ヒロインたちとの会話などで親密度を上げるストーリーパートが差し込まれる。会話の内容は、シューティングパートの成績によって変化するため、同じヒロインにアタックしても、毎回違った流れを楽しめる。
▲告白するヒロインは、先ほど紹介した4人から選ぶ。プレイの結果によって、選択肢が変化するという。
シューティングのステージ中でも、ヒロインの特性やストーリーの流れに沿った数々のイベントが発生。妖怪のようなボスと思われる敵との戦闘以外に、ヒロインとの一騎打ちと思われるシーンもあるようだ。
▲妖怪にヒロインのかなめが捕らえられている。手や足などをつかんでいる触手には、攻撃ポイントがあるように見える。
●女の子を360度から見つめて昇天!! シューティングパートでは、60人以上の女の子が登場。その全員に、名前・スリーサイズなどの設定があるというこだわりぶりだ。すべての女の子が、あなたに告白するタイミングを虎視眈々（こしたんたん）と狙いつつ、あの手この手で迫ってくる。
▲走って近づいてきたり、廊下の角で手紙を渡してきたりと、告白の手段はさまざま。一度撃退したとしても、油断はできない!?
シューティングパート中に、特定の条件を満たすと“ドキドキモード”と呼ばれる特殊なモードへ行くことができる。ここでは1人の女の子を360度、いろいろな角度から集中的に眼力で眺める（撃つ）ことが可能。女の子をドキドキさせて時間内に昇天させるとイイことがあるという。一体なにが起こるのか!?
▲ドキドキモード中は、1人の女の子を集中的に見ることになる。女の子には弱点があるそうなので、左アナログスティックで探していこう。
▲通常のSTGパートとはゲージの表示が異なるドキドキモード。制限時間などはあるのだろうか？
▲ヒロインもドキドキモードに連れて行くことができるようだ。画面に出ているアイコンが、上で紹介した画像と異なるのが気になる。
●その他の情報 オープニングでは、ヒロイン4人が一緒に歌って踊る。そんなヒロインを演じるのは、4人の新人女性声優だ。また、本作はダウンロードコンテンツも提供される予定だという。どんなコンテンツになるのか、フレッシュな顔ぶれの声優陣とあわせて期待しておこう。
なお、このタイトルは9月16日～19日に開催される東京ゲームショウ2010に出展される。アルケミストブースでは、痛車の展示や『ぎゃる☆がん』のスペシャル体験会などを実施。また、マイクロソフトブースでは、アルケミストブースよりも長くゲームを体験できる試遊台が用意されるそうなので、どちらもお見逃しなく！
(C)INTI CREATES CO., LTD.／Alchemist
为什么这个触摸游戏让我想到了3D的I社……