プロトタイプは、PSP用AVG『リトルバスターズ！Converted Edition』を11月25日に発売する。価格は6,090円（税込）。
本作は、プロトタイプが2009年12月に発売したPS2用恋愛AVG『リトルバスターズ！Converted Edition』のPSP移植作。原作は、美少女ゲームブランド・Keyが2007年7月に発売したPC用ソフト『リトルバスターズ！』だ。恋愛アドベンチャーゲームでありながら、バトルやバッティング練習など多くのミニゲームも楽しめる。
この記事では、発売を間近に控えた本作のストーリーやキャラクター、PSP版新規要素、プロモーションムービー、ミニゲーム、店舗特典などを紹介する。
■ 『リトルバスターズ！Converted Edition』ストーリー ■
■登場キャラクター紹介
直枝理樹（CV：田宮トモエ） 神北小毬（CV：やなせなつみ） ▲本作の主人公で、少し気弱だが友だち思いな少年。周囲の騒がしい連中が起こす騒動に巻き込まれてばかりいる。本人はそれがとても楽しい。周りのバカな行動に対するツッコミも重要な役どころ。 ▲絵本と童話とお菓子が大好きな少女。うっかり＆おっちょこちょいで自爆しては半べそをかいている。能天気でぽやーっとした性格で、“ステキなもの”や“幸せになれること”を常に探して生きている。
棗鈴（CV：田宮トモエ） 三枝葉留佳（CV：すずきけいこ） ▲主人公の幼なじみの1人で、恭介の妹。兄の庇護（ひご）のもとに育ってきたので、人との付き合いが苦手。口ベタで口より先に行動してしまうことが多い。ツッコミにハイキックを使う。 ▲主人公とは別のクラスの生徒だが、なぜか主人公の教室にいつもいる。いつも周りを騒がせて楽しんでいるが、墓穴を掘っていることも多々ある。基本的にあんまり難しく考えないで思いつきで行動する。
能美クドリャフカ（CV：金子明美） 来ヶ谷唯湖（CV：田中涼子） ▲帰国子女だが、日本びいきの祖父の影響でものすごく日本人的。それを気にして無理やり英語でしゃべろうとする。実は年下。周囲にはマスコット的存在として愛され（弄られ）ている。愛称は“クド”。 ▲“姉御”という呼称がよく似合う主人公の同級生。周りにはその尊大な物腰と、先読みの鋭さから頼りにされている。かわいい女の子が大好き。
西園美魚（CV：荒井悠美） 笹瀬川佐々美（CV：田宮トモエ） ▲休み時間には1人で本を読んでいる。大人しい印象の女の子。真面目で一生懸命な性格だが、思い込むと変な方向へ突っ走ってしまう。外出時には、いつも日傘を差している。 ▲ソフトボール部のホープで、いつも取り巻きを連れて行動している気位の高い女の子。なぜか鈴をライバル視している。早口言葉のようなその名前は発音時によくかまれる。
二木佳奈多（CV：すずきけいこ） 朱鷺戸沙耶（CV：櫻井浩美） ▲学園の風紀委員長を務める女生徒。融通の利かない無愛想な性格で、冷めたセリフをつぎつぎと言い放つ。“風紀を乱す”生徒を執ように敵対視している。 ▲表の顔は容姿端麗なクラスの人気者。裏の顔は、この学校に隠されている“秘宝”を狙い、夜な夜な校舎を徘徊（はいかい）し、それを守る闇の執行部と戦う謎の少女。
棗恭介（CV：緑川光） 井ノ原真人（CV：神奈延年） ▲唯一の他学年で、みんなのリーダー的存在。どこかミステリアスな雰囲気を漂わせる姿に女生徒の隠れファンも多いが、少年漫画を好む気さくさでお茶目な面も。 ▲筋肉馬鹿。己を鍛え上げることに命を懸けており、現在はバトルこそが生きがい。謙吾とはライバル同士で犬猿の仲。その喧嘩は恭介以外に止めることはできないほどである。
宮沢謙吾（CV：織田優成） ▲剣の道に人生を捧げる、真人とは違うベクトルのバカ。クールを装っているが、キレやすく直情的。他のメンバーにはない、どこかシニカルな思考を持っている。
■豪華声優陣が参加し、主人公以外がフルボイス化！PS2版ではメインキャラクターのみに音声が入っていたが、本作ではデータインストールを必須としたことで“主人公以外フルボイス”に仕様が変更された。サブキャラクターを演じるのは、杉田智和さん、中井和哉さん、石田彰さん、花澤香菜さん、遊佐浩二さん、神田朱未さん、野中藍さん、広橋涼さん、田中敦子さん、近藤隆さんなどの豪華声優陣！ それぞれ、どのサブキャラクターを演じているのかは、実際にゲームをプレイして確かめてほしい。
■UMD2枚組だがディスク交換は不要本作はデータ容量の都合上UMD2枚組となっているが、ゲーム開始前にディスク1のデータをフルインストール（必須）することで、携帯するのはPSP本体に入れたディスク2のみで済み、プレイ中にディスク交換が不要となる。また、ディスク1に含まれているBGM用データをインストールするため、速度低下の原因となるBGMのストリーミングも軽快になる。なお、インストールに必要なメモリースティックの空き容量は約600MBで、プレイデータのセーブ用に約320KBを必要とする。
■好きなイベントCGをPSPの壁紙にゲーム中に見たすべてのイベントCGは、PSP本体の壁紙にすることができる。なお、原作のイベントCGは4：3の比率で描かれているため、PSPの画面ではすべてを表示することができない。しかし、アナログスティックで自由にスクロールすることができるので、元のCGを欠けなく見ることが可能だ。
▲クドのかわいらしい姿も壁紙にできる！
■豊富なミニゲームが理樹たちの学園生活を盛り上げる！本作の基本システムは、物語の途中に現れる選択肢を選ぶことで以後の展開が変化していく、オーソドックスな恋愛AVG形式。ただし、ストーリー前半部分は野球に関する展開が多いため、ミニゲームとして“野球”を楽しむことができる。
この他にも、学生食堂で行う“配膳ゲーム”や日々の些細ないさかいを格闘ゲーム風に楽しめる“バトルランキング”など、多数のミニゲームが収録されている。以下で、理樹たちの学園生活を盛り上げるミニゲームの一部を紹介する。なお、ミニゲームの勝敗は物語の大筋に影響がなく、一部のミニゲームを除き“ON/OFF”の設定が可能だ。
●野球のバッティング練習＆試合主人公・理樹を操作して、鈴の投げるボールを打ち返すバッティングゲーム。うまく打ち返すと、キャラクターたちの能力が徐々に成長していく。校庭内にいる猫たちにボールを当ててしまうと、怒った鈴がいろいろな新技をあみだすことも。
“野球”の最終目標は、リトルバスターズのメンバーを鍛えて試合に勝つこと。“試合モード”では、ゲーム開始時に鍛えたキャラクターたちのオーダーを組み、あとは見ているだけとなる。試合前に適切な守備位置や打順を考えて、試合に勝とう！
●バトルランキングキャラクター同士がランダムに現れる攻撃アイテムを使い、戦うミニゲーム。攻撃アイテムの中には、“うなぎパイ”や“名刺”などといったおもしろい武器（？）も登場する。2名で戦い、相手のHPを0にしたほうが勝ちとなり、敗者は勝者から不名誉なあだ名を付けられる。試合後にはランキングが出るので、どんどん理樹を強くして1位を目指すのも遊び方の1つだ。
●配膳ゲーム学生食堂の配膳を手伝うゲーム。ゲーム中は4つのトレイに高速で食べ物が置かれていく。メニュー通りの食べ物がそろったら、タイミングよく○ボタンを押して配膳しよう。制限時間内に一定のスコアを獲得すれば、ミッション成功となる。
●投げ飛ばし遅刻ギリギリに登校したリトルバスターズのメンバーが、鈴を教室に投げ込み遅刻を回避しようとするミニゲーム。バラバラに動く真人と謙吾のパワーゲージを、白線の位置にタイミングよく止めるとミッション成功となる。
この他にも、“迷宮探索”や“射撃ゲーム”などがあるので、楽しみにしていてほしい。
■店舗特典店舗特典イラストをまとめてお届けする。一部取り扱いがない店舗もあるので、特典の有無や詳細については各店舗で確認してほしい。なお絵柄は見本で、実際の特典とは異なる場合がある。
▲ソフマップ全店……テレカ ▲いまじん/マジカルガーデン……図書カード ※1 ▲メッセサンオー本店……テレカ
▲WonderGOO全店……デスクマット ▲メディアランド……テレカ ▲ゲーマーズ全店……テレカ
▲アニメイト全店……テレカ ▲お宝創庫・ファミーズ……テレカ ※2 ▲宝島……テレカ
▲キャラアニ.com……テレカ ▲ラオックス アソビットシティ……テレカ
▲シーガル各店……テレカ＋ポストカード ※2
▲あみあみ……テレカ ▲シータショップ・コムロード全店……テレカ ▲COMG！全店……テレカ
※1 販売方法：マジカルパック販売分。販売方法は取り扱い店舗にて確認のこと。一部取り扱いがない店舗もある。
※2 販売方法は取り扱い店舗にて確認のこと。一部取り扱いがない店舗もある。
■スクリーンショット
