アスキー・メディアワークスから2011年1月27日に発売予定のPSP用ソフト『とある魔術の禁書目録』の情報を掲載する。
本作は、電撃文庫の小説『とある魔術の禁書目録』のキャラクターたちを操って戦う3D対戦格闘アクションだ。登場するキャラクターたちは、原作通り魔術や超能力を駆使して戦っていく。今回の記事では、新たに2人のキャラクターと、ストーリー部分を紹介していこう。
■ 魔術サイドからこの2人も参戦!! ■
オリアナ＝トムソン（CV：柚木涼香）
バツグンのプロポーションとオトナの色気を備えた女性魔術師。魔法名は“Basis104（鍵を担いし者）”。魔術サイド、科学サイドを問わず仕事を受ける運び屋でもあり、手段を選ばず追っ手を振り切ることから“追跡封じ（ルートディスターブ）”と呼ばれている。単語帳に似た簡易魔道書“速記原典（ショートハンド）”を用いて戦う。
五和（いつわ） （CV：茅野愛衣）
天草式十字凄教に所属する魔術師で、神裂火織を慕い尊敬している。どんな環境でも対応でき、バイクからヘリコプターまであらゆる乗り物を操縦できる、戦闘の際には“海軍用船上槍（フリウススピア）”と呼ばれる槍を使う。まったくスキがないように見えるが、恋愛には非常に奥手。
■ ストーリーについて ■
本作ではまず、原作およびTVアニメに準拠したシナリオ“上条当麻編”をプレイすることになる。この上条編をクリアすることで、いくつかのシナリオが開放されるというシステムだ。今回は上条当麻編と、開放されるシナリオのひとつである“一方通行（アクセラレータ）編”を紹介していこう。
＜上条当麻偏＞ここは東京都の3分の1ほどの面積に、大小の教育機関がひしめく街・学園都市。総人口は230万人で、その8割が学生だ。そんなに学校ばかり集めて何をしてるかって？ それは“能力”の開発だ。数十年前なら超能力なんてオカルトあつかいされていた異能の力――しかし、ここ学園都市では立派な科学としてあつかわれている。能力の強弱によってランク分けされ。最高ランクに位置するレベル5は、文字通りの“超能力者”。そんな能力とは無縁の少年・上条当麻は、待望の夏休みの初日、1人の中学生と遭遇するのだった……。
▲当麻の前に立ちはだかった中学生は、レベル5の1人・御坂美琴だった！ 何かにつけ当麻にからんでくる彼女だが、今回はどんな理由で当麻の前に立ったのだろうか？
＜一方通行編＞ある昼下がり……。レベル5の能力者・一方通行は、ある事件で知り合った少女・打ち止め（ラストオーダー）と何気ない会話を交わしながら、学園都市を歩いていた。すると突然、打ち止めが「何だかあちこちから視線を感じるような気がする、ってミサカはミサカはスター気取り」と、何者かの視線を感じることを一方通行に告げてきて……。
▲打ち止めが感じていた視線の原因らしきものを見つけた一方通行。はたして彼が見つけたものとは
