バンダイナムコゲームスは、3月3日に発売するPSP用ソフト『STAR DRIVER 輝きのタクト 銀河美少年伝説』の新情報を公開した。
本作は、TVアニメなどで展開している『STAR DRIVER 輝きのタクト』を題材にしたAVG。プレイヤーはゲームオリジナルのキャラクターになり、南十字学園の1人の生徒として学園の生徒や南十字島の島民たちとコミュニケーションをとり、シナリオを進めていく。アニメをベースにした、ゲーム独自のストーリーが展開し、ボンズ描き下ろしのイベント絵も100点以上収録されている。また、メインキャラクターはフルボイスになっている。
2010年12月17日に公開した初報では、本作の概要や、お気に入りのキャラクターと2人きりで会話できるスキンシップモード、サイバディ同士のコマンドバトルなどを紹介した。今回お届けする2報では、ストーリーやスキンシップモードの続報、オリジナルのサイバディ、予約特典などを掲載する。
■プレイヤーの選択によって物語が3つに分岐！
本作には、“銀河美少年篇”、“南十字学園篇”、“綺羅星十字団篇”の3つのシナリオが用意されており、プレイヤーの選択によって分岐する。銀河美少年篇のストーリーは、初報でお伝えした通り。今回は、綺羅星十字団篇を紹介する。
■綺羅星十字団篇 シナリオ
綺羅星十字団篇は、綺羅星十字団の一員となってタクトたちと戦うという、アニメとは異なる視点で展開されていくシナリオ。イベントの選択と信頼度によって、フィラメント、おとな銀行、バニシングエージのいずれかに所属できる。所属する部隊によって、エンディングを迎えるキャラクターが変化する。
▲シナダ・ベニオ（CV：千葉千恵己）……タクトが住む学生寮の寮長を務める、南十字学園高等部の2年生。小柄でかわいらしい女の子だが、その一方で剣道部では部長を務めている。綺羅星十字団第5隊フィラメントのトップ・スカーレットキスでもあり、キスした相手を自在に操る力を持っている。サイバディ“ページェント”のスタードライバー。
▲ワタナベ・カナコ（CV：新名彩乃）……高校生にして人妻という、タクトのクラスメイト。夫は世界的大財閥グラン・トネール財団の総帥レオン・ワタナベ。15歳とは思えないほど、なまめかしいナイスバディと雰囲気の持ち主でもある。綺羅星十字団幹部の1人で、サイバディ“ベトレーダ”のスタードライバー。
▲シモーヌ・アラゴン（CV：竹達彩奈）……カナコの日ごろの身の回りの世話を務め、またおとな銀行のメンバー・セクレタリーとしても活躍する少女。常にカナコとともに行動し、献身的に尽くしているが、その裏には複雑な事情が……？ サイバディ“ダレトス”のスタードライバー。
▲ヨウ・マリノ（CV：広橋涼）……ヨウ・ミズノの双子の姉であり、隊から一時離脱することになったヘッドに代わって第2隊を率いるマンティコールでもある。ザメクに握りつぶされた状態のサイバディ“アインゴット”のスタードライバー。
●第5隊フィラメント
――ベニオとの関係を中心に描かれるフィラメントルート
「学生寮に来たら？」とのベニオの提案を受け入れ、主人公は学生寮で生活することに。主人公をフィラメントの戦力にするべく、アプローチをかけてくるベニオ。そんなある日、主人公の部屋にもぐりこんだベニオにキスされた主人公は、スカーレットキスの能力で操られアプリボワゼしてしまう。主人公はいきなりタクトの操るタウバーンと戦闘することになるが……。
●第4隊おとな銀行
――プレイヤーの選択によってカナコやシモーヌと親密になれるおとな銀行ルート
「記憶を戻せるかもしれない」と主人公に話し掛けてくるカナコ。その方法を教えてもらう代わりに、主人公はサンダーガール号に住み込みで働くことになる。甲板掃除やワニータ男爵の世話などを続ける主人公だったが、カナコは一向に記憶を取り戻す方法を教えてくれない。そんなある日、主人公はゼロ時間へと召喚される。そこには、サイバディで戦うシモーヌとタカシの姿があった……。
●第2隊バニシングエージ
――マリノとの関係を深めていくことで展開されるバニシングエージルート
ひょんなことからミズノが巫女であることを知る主人公。ミズノを守りたいとするマリノの気持ちを知った主人公は、マリノの力になりたいと訴え、ミズノを綺羅星から守るためにも、そして自身の記憶を取り戻すためにも、綺羅星への参加を決意するが……。
さらにバニシングエージルートには、物語の謎に迫る展開も用意されているそうだが、それはどんな展開なのだろうか？
■南十字学園篇もちょっとだけ公開
南十字学園篇についても、スクリーンショットが公開された。ケイトたちクラスメイトと学園祭を成功に導くためにある出し物を企画したり、サリナたちと劇団“夜間飛行”で演劇をしたりするシナリオらしいのだが……？
■スキンシップモードの続報！
会話パート中、展開によってはスキンシップモードに移行！ スキンシップモードでは、PSPを縦に持ち替えて、大きく表示されたキャラクターと会話やスキンシップを楽しめる。アナログパッドを使って触れたい場所を表示し、動作の強弱を決定。実際に触れているかのような感覚を楽しみながら、キャラクターのリアクションをリアルタイムに楽しめる！
●スキンシップが楽しめるキャラクターは11人！
スキンシップできるキャラクターは、次の11人。タクトやスガタといった男性キャラクターや、ヒナのようなレアなキャラクターともスキンシップできる！
●ドキドキのマッサージも!?
スキンシップモードの中には、キャラクターの体をマッサージしてあげるものもある。上手にマッサージして、キャラクターをいやしてあげよう！ マッサージする部分にカーソルをあわせ、アナログパットを回転させれば、実際にキャラクターに触れている気分を味わえる。うっかり違う部分に触れることも……!?
■ゲームオリジナルのサイバディが登場！
TVアニメ制作スタッフ監修によるゲームオリジナルサイバディも登場。主人公であるプレイヤー専用のサイバディとして活躍する！
▲TVアニメには登場しない、謎の青いサイバディがゲームに現れる！
■予約特典は“南十字学園スペシャルディスク”
本作の予約特典は、25cm×25cmという特大サイズジャケットの南十字学園スペシャルディスク。11種類のキャラクター時計や、サカナちゃん時計、スライドショー時計の他、13種類の壁紙などが収録されている。
キャラクター時計をクリックすると、時間によってキャラクターがさまざまなボイスをしゃべってくれる。さらに衣装も着せ替えも可能。一度に複数表示できるので、壁紙とあわせてデスクトップをスタドラ色に染めよう！ さらにスペシャルディスクには、TVアニメでは絶対に聞けないミニドラマ集が収録されている。
▲こちらがジャケットのデザイン。裏面には、タクト、スガタ、ワコを演じる、宮野真守さん、早見沙織さん、福山潤さんのサインが印刷されている。
▲CDには、壁紙などのデスクトップアクセサリと、ミニドラマが収録される！
▲レーベルは、副部長が描かれたかわいいデザインになっている。
