●新鮮な驚きを持ったゲームで世界と勝負
4月1日はエイプリルフールというだけじゃない。多くの会社や学校にとって、新年度の始まりを告げる日である。2011年4月1日、プラチナゲームズが自社サイトを更新して、三並達也氏による“PLATINUM NEXT 日本代表として世界と闘う”というメッセージを掲載した。
メッセージ中で三並氏は、これまでの道のりを振り返ったうえで、ビデオゲームを“遊ぶ人に新鮮な驚きを提供するもの”と位置づけ、一方ゲーム業界から、この“新鮮な驚き”が減った、なかでも日本のゲーム会社が、かつてと異なり「特に元気がないように」（以下、カッコ内は公式サイトからの引用）思えると嘆く。
そして「オリジナルゲームが減っていてシリーズものが増えている」こと、「根本的な新しさを持ったゲームが減っている」こと、「世界で受け入れられる日本のゲームが減っている」ことを「残念」としたうえで、新たな指針として“日本代表として世界と闘う”ことを表明。日本代表のゲームスタジオとして世界と闘い、ひいては日本に貢献したいと語っている。
