角川書店は、PSP用ソフト『日常(宇宙人)』を7月28日に発売する。価格は通常版が6,090円、DXパックが8,190円(各税込)。
本作は、角川書店のコミック誌で連載されており、TVアニメも放送中の『日常』を題材にしたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは“宇宙”の視点から、『日常』の不条理ワールドを、サファリパーク感覚で俯瞰(ふかん)することになる。
銀河系テレビ局“ギャラクシーTV”から密かに送り込まれたTVカメラが、『日常』の舞台である“時定(ときさだめ)”の街にズームイン。時定高校を中心に巻き起こるさまざまな日常風景を、刻一刻と宇宙へ発信していく。プレイヤーはギャラクシーTVのプロデューサーとして、ポロシャツの襟(えり)を立てながら“場の空気”を操作し、高視聴率を叩き出すべく『日常』の世界に介入する。
▲『日常』の世界を宇宙から眺め、番組をプロデュース! 視聴率が低かった場合、プロデューサーの立場は……。
■『日常』の遊び方
・全24話のドキュメンタリー番組を作ろう!
TVカメラが密かに『日常』の世界に密着しているので、プロデューサーは、正味20分のドキュメンタリー番組を全24話(2クール分)制作し、銀河系テレビ局“ギャラクシーTV”へ配信する。
・高視聴率を稼ごう!
視聴率を稼ぐため、プロデューサーは地球生物を遠隔操作して“日常”に積極的に介入する。“突っ込み重視”“癒し目的”“流れガン無視”など、番組の方向性を決めるのはプロデューサーの腕次第だ。
・すべてのエピソードを網羅しよう!
本作には、原作者・あらゐけいいちさんの完全監修によるエピソードが、300本以上収録されている。さまざまに分岐していく“日常”の中で、フラグとトラップに満ちたストーリーをどこまで進められるか? プロデューサーの真価が問われる。
・推しメンを決めてエンディングへ行こう!
プロデューサーの推しメンが誰だったか、番組制作の方向性によって異なるエンディングが登場する。だが、高視聴率を狙うだけ、推しメンをプッシュするだけではたどり着けないエンディングも多数存在する。
■『日常』の登場キャラクター
▲ゆっこ(CV:本多真梨子)……元気で明るい女子高生。勉強嫌い。ツッコミ体質だが、大抵空転してボケ役になる。
▲みお(CV:相沢舞)……ゆっこの親友。一応常識人ではあるが、妄想に生きる隠れ腐女子でもある。
▲麻衣(CV:富樫美鈴)……メガネの優等生でつねにマイペース。他人には無関心に見える。
▲なの(CV:古谷静佳)……時定高校に編入してきたロボ女子高生。背中のネジにコンプレックスを持つ。
▲はかせ(CV:今野宏美)……いつも白衣姿だが、幼女らしい。なのの改造が大好き。
▲阪本さん(CV:白石稔)……はかせが拾ってきたオスの黒猫。はかせ、なのと一緒に暮らしている。
■『日常』の特典
DXパックには、2つの同梱特典と、DXパック限定の予約特典が用意されている。
【同梱特典】
・“日常(花札)”……全48枚の花札。イラストは、あらゐけいいちさんの描き下ろしだ。
・“日常(非実在花札)”のプロダクトコード……前述の“日常(花札)”の描き下ろし素材から制作された、PSPでコイコイが遊べるダウンロードコンテンツ“日常(非実在花札)”のプロダクトコード。
【予約特典】
・“はかせ&阪本さんのマスコットチャーム”……海洋堂が制作を担当したマスコットチャーム。『月刊ニュータイプ』『少年エース』(ともに角川書店刊)との連動企画であり、それぞれ“みお&坂本さん”と“なの&坂本さん”が付録として用意されている。
▲“はかせ&阪本さんのマスコットチャーム”
(C)あらゐけいいち・角川書店/東雲研究所 (C)あらゐけいいち・角川書店
データ
▼『日常(宇宙人)』
■メーカー:角川書店
■対応機種:PSP
■ジャンル:AVG
■発売日:2011年7月28日
■希望小売価格:6,090円(税込)
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