MAGES.は、新たにPCゲームのブランドを設立。その第1弾として、『STEINS;GATE 8bit(シュタインズ・ゲート エイトビット)』を10月28日に発売する。価格は5,040円(税込)で、対応OSはWindows XP/Vista/7。
本作は、2009年にXbox 360でリリースされ、その後にPSPやPCでもリリースされた想定科学アドベンチャー『STEINS;GATE』を題材にした、コマンド入力式のアドベンチャーゲーム。80年代のレトロゲームのテイストをふんだんに取り入れたタイトルだ。コマンドは選択式ではなく、talkやopenといったコマンドを入力することでストーリーを進めていく。
BGMも80年代のテイストを再現しており、作り手が“FM音源に習熟していない設定”としてチープなアレンジを施すという。FM音源自体をエミュレートし、別の効果音が鳴ると“パート抜け”が発生する点まで再現しているとのことだ。
▲“ライン&ペイント”を忠実に再現したビジュアル。CGはデジタル8色のタイルパターン風に描かれており、1本ずつラインを引くような昔懐かしい描画方法をとっている。ただしラインは、高速に描画するとのことだ。
【あらすじ】
世界線1.048596――岡部倫太郎があの夏の出来事で到達したシュタインズ・ゲート世界線だ。あの惨劇の事件や、第3次世界大戦も起こらない未知の世界線。誰も見たことがない明日が訪れる世界。
ある時、岡部は突然のめまいのような感覚に襲われた。この感覚は以前にも感じたことがある――そう、世界線が移動したのだ。タイミングを見計らったかのように携帯電話にメールが届き、嫌な予感がしたが、メールを開いてみると。そこには2025年の未来の岡部からDメールが届いていた。どうやら、世界線が 0.000132%ズレているようだ。
その原因は、幻のレトロPC・IBN5100がある者の手に渡ることがきっかけ。世界中の基幹産業が“萌え産業”に替わってしまい、15年後の2025 年で世界恐慌が発生、あらゆる国家や宗教が“萌え”の前に敗北し崩壊することになるという。これはもはや、ディストピアや第3次世界大戦など比ではない悲劇。――まさに“カオス”。
未来の岡部によれば、IBN5100を奪還せよとのこと。岡部は、そしてラボメンのメンバーはIBN5100を奪還し、シュタインズ・ゲート世界線に戻ることができるのだろうか。
(C)2011 5pb./Nitroplus
データ
▼『STEINS;GATE 8bit(シュタインズ・ゲート エイトビット)』
■メーカー:未定
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7)
■ジャンル:AVG
■発売日:2011年10月28日
■希望小売価格:5,040円(税込)
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