●『逆転裁判』初の3D化とは思えないほどの再現度の高さ
2011年10月15日～16日の2日間、東京ビッグサイトで開催されたレベルファイブ初のプライベートショー“LEVEL5 WORLD 2011”。本イベントにプレイアブル出展されていたニンテンドー3DS用ソフト『レイトン教授VS逆転裁判』（2012年発売予定）のプレイリポートをお届け。
今回プレイできたのは、『逆転裁判』シリーズの主人公である成歩堂龍一が、初めての“魔女裁判”に挑むシーン。プレイを開始してまず驚いたのは、3Dで描かれているキャラクターの自然な表情。『逆転裁判』シリーズはもともと2Dのアドベンチャーゲームで、キャラクターが3D化されたのは今回が初となる。本作では、成歩堂や真宵が、あのイラストの雰囲気そのままで表情豊かに動き回る。成歩堂が見下ろしている書類を手で軽く叩くシーン、「異議あり！」とビシッと決めるシーン、真宵が両手を握りしめながら裁判を見守るシーンなど、『逆転裁判』シリーズでおなじみのポーズを、完璧に再現しているのだ。そして、あの特徴的な効果音も『逆転裁判』シリーズのまま。「おお、これこれ！ この音！」と思わずニヤけつつプレイしてしまった。
●新要素を取り入れた裁判のシステム
本作の裁判は、複数の証人が証言台に立つ“群衆裁判”という形式で行われる。今回は、この群衆裁判を体験できた。弁護人は成歩堂ひとり、それに対して証人は4人。これは不利かと思いきや、群衆裁判ならではの戦いかたがあるのだ。証人は、別の証人の証言を聞きながら、たまに特殊なリアクションを取る。体験版では、おじさんの証言に対して、おばさんが「そうだったかしら？」とでも言いたげに首をかしげていた。このタイミングでおばさんを尋問すれば、新たな展開へとつながる。今回はチュートリアルだったのでその反応を簡単に見付けられたが、ストーリーが進むとこまめに証言台を見渡す必要があるのではないだろうか。
●お待ちかねのレイトン教授＆ルークが登場！
しかし、裁判を進めるうちに、成歩堂はピンチに陥ってしまう。そこに颯爽と現れたのが、我らがレイトン教授。「さすが英国紳士。かっこいいぜ！ これからどうなる！？」と、その後の展開が非常に気になるところで、体験版は終了。今回は『逆転裁判』シリーズの裁判パートのみを体験する形だったが、『レイトン教授』シリーズでおなじみの“ナゾ”はどうなるのか……？
(c)LEVEL-5 Inc. (c)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. ※画面は開発中のものです。※ニンテンドー3DSの3D映像は、同本体でしか見ることができません。画面写真は2D表示のものです。
