というわけで、前置きが長くなってしまったのですが、“シードラゴン カノン”と“セイレーン ソレント”をいち早くプレイしたので、その模様をお届けします。
21日に配信されるのは、ポセイドン編に登場する海将軍（ジェネラル）で、北大西洋の柱を守護する“シードラゴン カノン”と南大西洋の柱を守護する“セイレーン ソレント”の2人。これまでのDLC同様に、ミッションモードでそれぞれのキャラを使えるようになる他、キャラ専用のシングルチャレンジミッションと汎用のシングルミッションが追加されます。価格は各500円（税込）。
★ シードラゴン カノン ★ まずは、シードラゴン カノンをプレイ。このカノンの正体は、双子座（ジェミニ）のサガの双子の弟。サガほど攻撃は荒々しくはないのですが、やはり一撃一撃が重いです。モーションに関しては、敵をつかんで投げたり、両手を横に突き出して衝撃波を放ったりするのは同じですが、足技を使ったものが見られるなど、違いも多々見えます。
サガと比べて、ヒットストップがわかりやすいので、扱いやすいと感じました。後は、鱗衣（スケイル）を着たキャラで十二宮に挑戦できるというのがアツすぎます！ カノンはゆかりもあるためか、セリフを聞いているだけでも楽しいので、かなりオススメです。
そして必殺技ですが、兄同様にギャラクシアンエクスプロージョンを使える他、独自のゴールデントライアングルを使えます。手で三角を描くと、そこから前方に三角の軌跡が飛んでいくというこの技。ギャラクシアンエクスプロージョンと同様に、モーションが長くてスキは大きいです。マシなのは、描いた三角形に当たり判定があるため、正面からの攻撃はカバーできることです。しかし、左右と後ろからの攻撃や、飛び道具は防げません。遠くや空中から放つか、通常攻撃をキャンセルして発動するのがいいかと。
ちなみに、消費小宇宙は0.7ゲージほどです。ギャラクシアンエクスプロージョンが約1ゲージ使うので、必殺技に頼らない立ち回りが要求されるかもしれませんね。
▲ゴールデントライアングルの見た目はいいのですが、発動し終わるまでが少し危険です。
▲ゴールデントライアングルのビッグバンアタック。一輝が、時空の狭間に飲み込まれてしまう!?
▲コンティニュー画面には、ソレントが登場。何度か試したのですが、ソレント固定かもしれません。サガに罵られたかった……。
★ セイレーン ソレント ★ ソレントは、その笛を使っての音色と打撃が特徴。音楽家であれば楽器は大事にしそうですが、ソレントの楽器はよほど丈夫なようでガンガン殴ります。攻撃の範囲は、笛を使った攻撃や体術の攻撃ではやはり狭いです。なので、必殺技や衝撃波を放つものを活用することをオススメします。
ただ、正直「あれ？ このキャラって、こんなに粗雑だったっけ？」と不安になるほど、モーションもセリフも激しいです。
必殺技は、五感と小宇宙を奪う音色の攻撃。デッド・エンド・シンフォニーは前方に音色の渦を出して、聞いた相手を気絶させます。消費ゲージは0.6程度で、動きを止められるため、使い勝手はいいです。
▲前方に音色が展開するデッド・エンド・シンフォニー。気絶なので追いうちをする必要がありますが、発生も早いので便利です。
▲デッド・エンド・シンフォニーの餌食になった星矢。耳をふさいでも無駄なのですが、ふさがずにはいられない!?
もう1つのデッド・エンド・クライマックスは、自分を中心に、音の衝撃波を出すというもの。ステップ2回分ほどの判定が広がり、演奏が絶頂に達したという雰囲気を味わえます。ちなみにこちらは、0.8ゲージくらいの消費でした。
▲範囲が大きく、こちらも使いやすいデッド・エンド・クライマックス。コンボの締めに使うと、気持ちいいです。
▲ビッグバンアタック版のデッド・エンド・クライマックス。ネビュラストームを撃たれる前に、瞬を倒すことができるか？
なお、どちらの必殺技も五感と同時に小宇宙を封じるという設定があるのですが、相手にしたCPUの小宇宙を封じているのかどうかは、わかりませんでした。
▲ソレントの小宇宙チャージは、笛を吹きながら歩きます。一輝同様に、当たり判定もアリ！
▲コンティニューでは、カノンが登場。他のキャラとの絡みがないため、これはしょうがないかもしれません。
ちなみに、専用ミッションの難易度はカノン、ソレントともにHard。初期レベルではボスがキツいので、鍛えて臨むことをオススメします。
▲もちろん、タッグモードでも使えます。兄・サガとの双子座タッグや、海将軍同士で組むことも可能。特別なセリフもあるので、ぜひ試してみてください。ダブルギャラクシアンエクスプロージョンも可能!?
それと、サバイバルも解禁になります。ワラワラ出てくる雑兵や餓鬼をひたすら倒すというモード。コンセプトが単純なだけにわかりやすく、熱中できます。途中には中ボスも出るので、気を抜かないように！ 残念ながら今回は、自分の育てたデータでプレイできなかったので、配信されたら存分に楽しみたいと思います。
▲育った状態で究極を目指すのもいいですが、レベルの低い状態で挑戦するという楽しみもあります。いずれにしても、敵が容赦なくどんどん強くなるので、やはり弱いとキツいのですが（苦笑）。
