終わらない夏をもう一度 5pb.は週刊ファミ通3月13日号(2014年2月27日発売)において、人気アドベンチャーゲーム『CROSS†CHANNEL』をプレイステーション Vitaとプレイステーション3で発売することを発表した。以下、記事内容を抜粋して最新情報をお届けする。
2003年にリリースされ、傑作と評されたアドベンチャーゲーム『CROSS†CHANNEL』が、幾度もの移植を経て、プレイステーションVitaとプレイステーション3で蘇る。本作は、PC版の発売から10周年を迎える『CROSS†CHANNEL』をHDクオリティーで復刻した作品。少年少女たちによる対立と和解、そして触れ合いの物語が新たな要素とともに描かれていく。彼らの物語はどんな結末を迎えるのか?
■STORY
「この空が消えてなくなるその日まで──」
群青学院の長い夏休み。崩壊しかかった放送部の面々は、
すでに個々のレベルにおいても崩れかかっていた。
崩壊しかけた放送部の結束を促すために企画された初夏の合宿。
しかし、それは失敗に終わり、部員たちの結束はバラバラになってしまう。
そして彼らは世界の異変に気づく。
街に戻ってきた彼らが見たのは、生き物のいない世界だった。
一変した世界で部活どころではなくなった部員たち。しかし、部長の宮澄見里は
ただひとり、課題であったラジオ放送のための大きな放送アンテナを組み立てる。
ぽつぽつと姿を見せる部員たち。彼らとの対立と和解を経て
バラバラだった部員たちの心は少しずつ寄り添っていく。
そして、夏休み最後の日。ついに送信装置は完成する。
装置はメッセージを乗せて、“世界”へと放たれるのだった……。
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▲1週間をくり返す世界に取り残された少年少女。彼らのまわりで起きる不可解な事件。こうしたミステリー要素も織り交ぜつつ、“人間”の物語が描かれていくのだ。 |
■主人公以外の視点で描く新たな追加エピソード 本作の物語はPSP版のシナリオを全編移植している。追加要素として主人公の視点だけではなく、ほかの登場キャラクターたちの視点から描かれるエピソードや、新CGが用意されているのだ。
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▲ほかのキャラクターからの視点となるため、主人公と接する場面が多数用意されている。各キャラの心情が掘り下げられる。 |