●ソフィーとプラフタとの絆とは? コーエーテクモゲームスは、2015年11月19日発売予定のプレイステーション4、プレイステーション3、プレイステーション Vita用ソフト『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』の最新情報を公開した。
今回は、物語の始まりであるソフィーとプラフタとの出会いをご覧いただきながら、ゲームの冒頭を紹介していこう。
■ストーリー
まばらに茂る木々のざわめき
朝日とともに鳥たちは歌い、光が街路の草花を照らす
そんな温かな雰囲気を持つ町のはずれ
木漏れ日が陰陽の絨毯を敷く1本の小道の先にひとりの少女が住んでいました
明るいけど、どこか抜けている、どこにでもいる普通の女の子
でも、たったひとつだけ、町の人たちが持たない特別な力がありました
いくつかの材料を合わせて、
まったく異なるものを作り出す不思議な力“錬金術”――
けれど、肝心の調合は失敗続き
錬金術について記した本も、習うべき師もいない少女の限界でした
そんなある日、少女は自らの意思で動き、言葉を発する不思議な本と出会います
錬金術の“知”そのものだと語る本と小さな錬金術士の出会いは静かに、でも確実な、新たなる一歩となるのでした
■すべてのはじまりとなる出会い
キルヘン・ベルの街はずれに錬金術士として、ひとりで暮らすソフィー。持ち前の性格の明るさと、仲の良い幼なじみに恵まれていたが、肝心の錬金術はまったく上達しない。ある日、幼なじみのモニカの頼みで、薬の作り方が書かれている本を手にするのだが……。
▲アトリエでひとり、錬金術を続けるソフィー。しかし、独学では失敗続きだった。
▲アトリエにやってきたモニカに、薬の調合を依頼されたソフィー。ソフィーのおばあちゃんが持っていた本を頼りになんとか薬を完成させる。 ▲完成した薬を届けてアトリエに戻ると、薬を作るのに使っていた本が宙に浮き、言葉を話し始めた。慌てふためくソフィーとは対照的に、その本は自分のことを“プラフタ”と名乗る。■戻り始めた記憶と結ぶ絆
▲名前以外の記憶を失っていたプラフタだが、錬金術の知識を活かし、ソフィーに錬金術を教えることに。こうして、ふたり(?)の奇妙な生活がスタートする。
記憶を失っていたプラフタだが、レシピを書き込むことで記憶が少しずつ戻ることが判明し、頑張るソフィー。徐々に戻る記憶と、次第に深まっていくプラフタとの絆。プラフタが元は人間だったことが分かると、ソフィーはプラフタを元の姿に戻そうとある発想をする。
▲プラフタにレシピを書き込むことで、記憶が戻ることが判明し、俄然やる気になったソフィー。次々とレシピを発想していく。 ▲徐々に明らかになってゆくプラフタの記憶。そのなかでプラフタが元は人間であったことも判明する。■人の姿を取り戻すために
▲“なぜ錬金術を学んでいるのか?”というプラフタの問いに、自分の想いを素直に答えるソフィー。 ▲プラフタが人間だったということを聞いてから、プラフタを元に戻したいといつも考えていたソフィー。ある日、人形にプラフタの魂を移そうという大胆な発想をする。
プラフタの魂を人形に移す。この大胆な発想を実現するため、ソフィーは多くの人に協力を求め、奔走する。はじめは協力してくれなかった人たちもソフィーの姿を見て、手を貸してくれることに。果たしてうまくいくのだろうか……?
▲プラフタが着る服の製作を依頼するソフィー。ソフィーの想いを知ったレオンは最高の服を作ることを約束する。
▲人形を動かすためのパーツ作りを断っていたハロルだが、ソフィーの本気を知ると、手を貸してくれることに。今まで真面目に取り組んでいなかった時計作りに取り組む。 ▲プラフタのベースとなる人形を完成させたフリッツ。普段のイメージからは、まるで想像できない興奮した彼の様子も分かる。■新たな姿、新たな物語
▲完成した人形に必要な最後のパーツの材料を、ジュリオから教えて貰うソフィー。プラフタを人の姿にするため、強力な魔物と戦う。
多くの人々の協力を経て、ついにプラフタを人の姿に戻すことに成功するソフィー。人の姿を取り戻した時、ふたりの新たな物語が紐解かれる。
★想いと願いを形に
▲完成した人形にプラフタの魂を移すソフィー。そこには多くの人々と、ソフィーの想いが込められている。
★記憶が事実になるとき
▲失敗してしまうのではないかと不安だったソフィー。一方でプラフタは、ソフィーを信じていたから何も心配は無かったと、その想いを伝える。 ▲人の姿を取り戻したプラフタ。しかし、ソフィーの最終目的はプラフタの記憶を全部取り戻すこと。ソフィーは決意を新たにする。
■グループ依頼でがっぽし稼ぐ
▲人の姿になったことでさらに蘇るプラフタの記憶。しかし思い出したのは、忘れてしまいたい程の不安な記憶ばかりだった。そして、その記憶はやがて事実となり、ソフィーたちにさらなる試練を与える。
街の人々からのお願いである依頼。なかでも同じ地域の依頼がまとまった“グループ依頼”は、その報酬の高さが魅力。依頼やグループ依頼のクリア時に入手することがある“引換券”は、枚数に応じてさまざまなアイテムと交換することができる。
★グループ依頼とは
同じ地域の依頼をまとめたグループ依頼
グループ依頼のメリット
▲同じ地域の依頼がまとまったグループ依頼。同じ地域内での採取や、魔物の討伐などが依頼の内容なので、効率的に依頼を進めることができる。
★さまざまなアイテムと交換できる“引換券”
▲グループ依頼の報酬は、普通の依頼に比べて高め。さらに引換券などのボーナスを獲得できることが魅力だ。
■キャラクターを知る
▲依頼やグループ依頼をクリアすると入手することがある引換券は、集めた枚数に応じていろいろなアイテムと交換できる。なかには特別なアイテムも……。
▲冒険にはお金が必要だ。依頼をこなしてがっぽし稼ごう。依頼をこなせば、自然と街の人々からの信頼も上がるはず……?
ソフィーとプラフタ。錬金術を学び、記憶を取り戻し、そして人の姿を取り戻すためには、多くの人々の協力が必要不可欠です。そんな人々にもさまざまな意思や悩みがあり、彼らとの交流を通じて、その想いや夢を知ることになります。
▲プラフタの服を見に来たレオンと、いつも通りの表情のプラフタ。しかし、ソフィーがプラフタの意外な一面を話してしまう。心なしか、プラフタも恥ずかしそうだ。
▲歌について勉強するために、歌以外のことも知ろうと本屋にやってきたモニカ。何事にも真面目に全力で取り組むことが、彼女の魅力だ。 ▲植物と会話ができるオスカーは、植物のことをつねに信じていた。しかし、植物も人間と同じようにウソをつくことが分かり、オスカーはすっかり元気を無くしてしまう。
▲偉大な父親と比較されることが嫌で、真面目に時計と向き合わなかったハロル。プラフタのパーツ作りを通して自分が必要とされていることを知り、時計と向き合いはじめる。 ▲コルネリアが量販店を開いた理由。それは有名になって父親を見つけること、そして自分の故郷について知ることだった。
▲出会った時から何かとソフィーを助けてくれたジュリオ。ソフィーがプラフタを人の姿に戻した時、彼は自分の目的をソフィーに話し、あるお願いをすることに……。
▲フリッツの夢とは、自分の娘とともに最高の人形劇を演じること。そのために各地を放浪し、自分の知識と技術を高め続けている。■キャラクター紹介
▲自信に溢れ、才能も技術もあるレオン。そんな彼女と交流を深めていくと、やがて彼女にもかつて“夢”があったことが分かる。
メクレット
Meklet
声:松本さちさん
年齢??歳
身長140cm
職業:旅人
「まぁまぁ。出来ないことを調べるっていうのも、なかなか楽しいものだよ?」
ことあるごとにソフィーの前に現れる少年。つねにアトミナと行動をともにしている。錬金術を調べているらしく、錬金術士であるソフィーの元をたびたび訪れているが、目的は不明。子供らしい話し方をすると思いきや、時に物事の本質を鋭く指摘することもある。
アトミナ
Atomina
声:木野日菜さん
年齢??歳
身長139cm
職業:旅人
「何か面白そうなことをやっている予感がしたから、来たの」
ことあるごとにソフィーの前に現れる少女。つねにメクレットと行動をともにしている。錬金術を調べているらしく、錬金術士であるソフィーの元をたびたび訪れているが、目的は不明。メクレットに比べて大人しい性格をしており、感情の起伏が乏しい。しかし、時折年齢相応の無邪気な笑顔を見せることも。
[2015年8月31日23時10分修正]木野日菜さんのお名前の表記に関し、メーカーリリースに誤りがありましたので、修正いたしました。
▲ソフィーのもとに度々現れるメクレット&アトミナ。つねにふたりで行動する彼らの目的とは一体何なのだろうか?
▲プラフタを人の姿に戻すためにいろいろと考え、悩んでいたソフィーにアドバイスをしてくれるふたり。 ▲ソフィーに調合を依頼して、その出来栄えを確かめるメクレット。ソフィーよりも幼く見える彼らだが、言葉遣いはまるで年長者のようだ。テス・ハイツマン
Tess Heitzmann
声:仲谷明香さん
年齢18歳
身長155cm
職業:カフェ店員
「ふふーん。それは、あたしがいるからかなー。やっぱりお店には、花がないとね! 」
特定曜日のみ働いているカフェの看板娘。多兄弟の長女であり、家族を支えるため働いている。いつも明るく無邪気に振る舞うが、そのじつは大変な働き者。性格は陽気そのもので、後先考えず色々な問題を起こすトラブルメーカーでもある。将来の夢は、お金を貯めて家族みんなでお店を開くこと。
▲しばらく仕事をお休みしていたカフェの看板娘テス。働きはじめると同時に、お客さんの数が目に見えて増える。■アーティスト情報
▲ソフィーに何度か依頼を頼んでいたテスだったが、今度の依頼はなんと毒薬の調合。慌てるソフィーとは対照的に、テスは不敵な笑みを浮かべる。 ▲テスの夢は家族と一緒にお店を開くこと。ホルストに商売敵になると言われ、思わず対抗心を燃やす。
『ソフィーのアトリエ』ではオープニング曲やエンディング曲をはじめ、さまざまな歌楽曲を個性豊かなアーティストたちが担当。今回、ゲーム中ではモニカ・エレメンライヒ(声:洲崎綾さん)も歌曲を披露! もちろんヴォーカルアルバムにも収録される。
▲観客の前で歌を歌うことになったモニカ。歌を披露するイベントで聴くことができる。
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