2016年2月19日~20日、千葉県・幕張メッセにて開催中のアミューズメント・エンターテインメント産業の総合展示会“ジャパン アミューズメントエキスポ 2016”(JAEPO 2016)。そのビジネスデーとなる19日、セガブースでは『三国志大戦』の情報が公開された。ここでは当日発表されたリリース情報と、セガブース内の『三国志大戦』シアターで上映された内容をお届けする。
▲セガブースのほぼ中央に設営された『三国志大戦』シアター。中に入ることで特別映像を見ることができ、鑑賞後には来場特典として缶バッチがもらえた。シアター内で流された特別映像は、まずは三国志の大まかな流れ、桃園の誓い~董卓の台頭、呂布の裏切り~魏呉蜀の成り立ちなどを、ナレーション&過去作で使用されたイラストを交えて説明。それが終わると“2005”という、『三国志大戦』がスタートした西暦を示す数字が表示され、過去のゲーム画像、初代から『三国志大戦3』までに行われた全国大会&イベントの模様など、当時を知るファンにとっては懐かしい映像が流された。
▲待機列のそばに設置されたモニターでは、過去作の全国大会の模様を放映。
過去を思い起こさせる映像が終わると、つぎに映し出されたのは『三国志大戦』と『戦国大戦』のディープなプレイヤーとして有名な声優の中村悠一さんや、『三国志大戦』、『戦国大戦』両シリーズをプレイ、直近の『戦国大戦』全国大会優勝者のたつを主君、『三国志大戦』、『戦国大戦』両作でトップランカーだった雲のジュウザ主君(にっぽりくん)といった、有名プレイヤーからのビデオメッセージが流された。
3人には「当時使っていたデッキやその思い出」、「新『三国志大戦』への期待」といった質問が投げかけられ、中村悠一さんは「いろいろなデッキを使っていたがもっとも印象に残っているのはSRホウ統のダブル連環デッキ。計略を2度がけすると相手が静止してこちらが一方的に気持ちよくなれる(笑)」、「新作は『戦国大戦』のノウハウがかなり活かされると思う。電影(デジ)武将に期待したい」とコメント。
たつを主君は「(『戦国大戦』から導入された)大筒が消えるかどうかが気になる」と語り、雲のジュウザ主君は「『三国志大戦』、『戦国大戦』どちらにもない新しいものが見たいですね」と答えていた。
ビデオメッセージが終了すると、過去作の全国大会出場者、初代『三国志大戦』から『三国志大戦3』のランキング上位のプレイヤー名が高速で流れ、最後にはJAEPO開催前にセガホームページ内の“謎のカウントダウンサイト”に表示されていたタイムが0に! すると新『三国志大戦』で使われるであろう蜀軍の兵士モデルが大量に出現し、続いて関羽、曹操、孫策のカードイラストが映し出された。
『三国志大戦』シリーズでは強力な騎馬ユニットを多く擁した魏。その勢力を代表する曹操は新『三国志大戦』でも騎兵で登場。特別映像内ではカード化された状態で表示されたため性能もある程度判明した。コストは2.5、武力7、知力10。そして特技には伏兵に魅力がつくというハイスペックぶりだ。
▲魏 曹操
イラスト/まじ
▲蜀 関羽
イラスト/日田慶治この3武将以外にも、特別映像内では『三国志大戦』の女性武将といったらこの人、王異(カードスペックは武力4、知力8、特技に防柵と魅力)や、三国志を象徴する軍師、諸葛亮(カードスペックは武力3、知力9、特技防柵)のカードイラストも映された。なお確認できたものに関してはカードスペックも表記しているが、開発中のため、これらの数値や特技が変更される可能性はある。参考程度に受け取ってもらいたい。
▲呉 孫策
イラスト/ほにゃらら
●気になる新技術! 両面オンデマンド印刷とは!? この日公開されたメディア向けの『三国志大戦』のリリースには、さらに気になる情報が! それは“業界初! カード両面にオンデマンド印刷を採用!!”という一文。どうやら『三国志大戦』ではカードを使いこむことでデータが蓄積され、その結果を受けて武将が成長するといった、育成の楽しさも盛り込まれるようだ。
オンデマンド印刷のほかにも“SNSとの連携”といった新要素、“有名漫画家とのコラボレーション”など、気になるキーワードが数多く散りばめられていた。正式稼働はまだ先になりそうだが、『三国志大戦』からは目が離せない情報が今後も多数公開されそうだ。
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