2016年の最後を飾る秋アニメが順調に放映されているなか、業界関係者からは「2017年が本当の意味で地獄」「来年の方が深刻」と、2017年のアニメ制作体制がすでに崩壊しているという話が囁かれています。
「地獄」と表現しているのは『血界戦線』『だがしかし』などで原画や絵コンテなどを手がけているアニメーター・演出家の平川哲生さん。
自身のTwitterで2016年の10月からスタートした秋アニメも苦しい状況ではあるものの、その先に待ち構えている2017年1月以降にスタートする冬アニメの方が「本当の意味で山というか地獄なんですよね」と語っています。
また、セガの人気ゲーム『初音ミク ProjectDIVA』シリーズなどを手がけ、現在は「DMM VR THEATER」の映像・アニメ制作を手がけるプロデューサー・内海洋さんも、アニメ業界関係者から聞いた話として、「来年の方が深刻」「既にギブアップして放送枠が空いちゃってるところも」と自身のTwitterで語っています。
どちらも立場ある、エンタメ業界に深く関わっている人物の発言なだけに、ネット上の噂として笑い飛ばすことも難しい。
先日も声優の中田譲治さんが自身のTwitterで「本数減らしてスケジュール管理を」と発言したことも話題になっていましたが、2017年以降のアニメ業界はどうなっていくのか…今後の業界の動向に注目すべきでしょう。
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