2018年9月20日~23日(20日・21日はビジネスデイ)の期間で開催される東京ゲームショウ2018のカプコンブースでは、今後発売となる数々の新作ゲームの試遊台が設置されている。その中から、10月4日発売予定の『ロックマン11 運命の歯車!!』のブース&プレイリポートをお届けしていく。「ロックマンと言えば俺」と勝手に豪語する筆者はプレイせずにはいられない! ということで、さっそくプレイさせていただいた。
30周年の『ロックマン』。ブース内には年表と過去に発売されたファングッズが展示されている。
純金製のロックマンも展示!? 値段は240万円!?
試遊ブースでは、計4体のステージに挑戦できる体験版がプレイできた。現在配信中の体験版ではブロックマンステージがプレイできるので、今回はヒューズマンステージとブラストマンステージをプレイ。
本作の難易度は3種類で、ニューカマーモードでプレイすると落とし穴に落下してもミスにならないという親切設計になっている。初めての人でも安心だ。
おなじみのボスセレクト画面。
ヒューズマンステージは、上下左右から撃ち出される電撃をかいくぐって進んでいく。
一定時間ごとに出現と消滅をくり返す電撃を回避しつつ障害物を超えていくようなギミックもあり、かなりの難度だと感じた。「このステージは難しいほうなのかな?」と思って中断し、ブラストマンステージを続けてプレイすることに。
ブラストマンステージは、起爆すると連鎖爆発を起こす壁や床に巻き込まれないように進んでいくギミックが特徴。起爆時の爆風に触れるとダメージを受けてしまうので、タイミングよくジャンプで回避するなどの対応が必要になる。
どちらのステージも、敵キャラクターの攻撃ではなくギミックで受けるダメージが多く、HPゲージをよく見ていないとあっという間にミスしてしまうことが多い。「敵なら倒せるのに……」と思いながらも、自分の操作テクニックの不甲斐なさに嘆く。過去ナンバリングタイトルはすべてプレイしてきたロックマニアな筆者は、平静を装いながらも心は揺れていた。
『ロックマン』の『6』~『9』あたりは、道中のステージは初見でも一発クリアーできるくらいの難度だったが、本作は『1』や『2』の無慈悲な難度に似ていると感じた。ロックマンのバスターの届かない角度から攻めてくる敵は当たり前。初見殺しのギミックが突然出てくるなど、かなり歯ごたえのある内容になっている。ファンを唸らせる、昔ながらの本気で殺しにくる『ロックマン』だったのだ!
ちなみに、こちらがメニュー画面。最初からふたつの武器が追加されている。今回は武器を変えると、ロックマンの見た目も変化する。
本作には使用中は周囲の時間の流れが遅くなる“スピードギア”と、攻撃の威力がアップする“パワーギア”という、ふたつの特殊能力がロックマンに備わっている。落とし穴を連続で越えたり、敵の攻撃をかいくぐりながら進んだりする場合は、スピードギアを使うといい。また、中ボスやボスと戦ったり、ガードが堅い敵を相手にする場合は、パワーギアを発動してチャージショットを使うといったテクニックが必要になる。
今回のプレイではふたつのギアをあまり使っていなかったので、攻略が進まなかったのだろうと、後になって反省した。本作はこのふたつのギアをフレキシブルにオンオフして進むのが前提の難度になっているようなので、ギアを使いこなすことができるようになれば、もっと攻略しやすくなるんだろうなと感じた。
?がひしめく画面。拾ったネジと交換で、ロックマンをパワーアップするアイテムを装備できる。
現在は本作の体験版が、3ハードで配信中。無料でダウンロードできるので、『ロックマン』ファンなら迷わずチェックしてほしい。今回試遊を行うと、本作のステージ選択画面を模したコースターセットがもらえる。使用するのが勿体なく感じるファンアイテムなので、ぜひ試遊してほしいところだ。
ブース内のお姉さんをパシャリ。美人のお姉さんには俺のロックバスターで以下略。