今回公開された映像の概要は下の記事でも掲載しているが、魔晄炉に潜入するクラウドやバレットたちアバランチ、そして、クラウドとエアリスの出会いのシーンなどが中心となっている。だが、映像の中にはいろいろと気になる要素もたっぷり。そんな細部をチェックしてみようと思う。なお、『FFVIIリメイク』で、エアリスがはっきりと姿を見せたのは初めてとなる
冒頭で表示される“THE RETURN DRAWS CLOSER”は、復活が迫るという意味で、“再会の時、来たる”といったところだろうか。このエアリスが、漏れているライフストリームを覗いているシーンは、『FFVII』オリジナル版でも最初にムービーで描かれるシーンだろう。
神羅兵と対峙するクラウドに続き、ミサイルのようなものが発射されるシーンが挿入される。これは、バトルのコマンドなどが表示されていることから戦闘シーン内での演出の様子。
駅構内に入るアバランチのメンバーだが、壁にはヘアトニックの広告がある。気になるのは電光掲示板。“SECTOR 8”、“SECTOR 5”は八番街、伍番街といったところだろうか。ミッドガルにはときおり背景に漢字が表示されていたが、“急行”といった日本語の表記も健在の様子(今回のトレーラーの海外版でも同様の表記だった)。ちなみに伍番街は、『FFVII』オリジナル版ではエアリスの家があった場所だ。改札を飛び越えながら、振り向くアバランチのメンバーの名前はジェシー。
壁に見えるヘアトニックのポスター。
電光掲示板には列車の行き先が。
制限時間が表示される中でクラウドが走っている。あたりの様子からも、おそらく壱番魔晄炉を爆破した後の脱出シーンだろう。パイプをつかみながら進むクラウドのシーンが見られる。
制限時間内に魔晄炉から脱出するイベントか。
バレットとクラウドのバトルシーン。『FFVIIリメイク』はアクション性の高いバトルになるようだが、操作するキャラクターも切り換えられる様子。各キャラクターには攻撃(Attack)のほかに、特別なコマンドがあるようでバレットは“Backblast”、クラウドは“Punisher”となっている。
クラウドのシーンでは、コマンドの配置なども変化。これはL1ボタンを押しながらのショートカット操作だろうか。□ボタンに割り振られているのは“Braver”。これは『FFVII』オリジナル版にもあった、最初のリミット技“ブレイバー”だろう。このシーンでは、画面右下のパラメーターなどにティファの名前が確認できるほか、黄色いゲージが加わっている。これがリミットブレイクのゲージだろうか。
ショートカットコマンドが表示されている。
アバランチのビッグス、バレットに続き、エアリスが再度登場。クラウドへと花を渡す、『FFVII』オリジナル版でもおなじみのシーンだ。花はスラム街にある教会にあるものだが、この白い花は映像作品「FFVII アドベントチルドレン」のティファが教会で戦うシーンなどでも見られたものだろう。
つぎつぎとくり広げられるバトルシーン。敵にカーソルが表示されているのが目に留まるが、ロックオンをしているということだろうか。クラウドのリミット技“凶斬り”も見られる。敵を3回斬りつけると同時に“凶”の文字が表示される演出は、オリジナル版と同じもの(もちろんカメラワークなど大幅なパワーアップを遂げているが)。バトルシーンの背景に注目すると、神羅マークなども見える。デザインは変わっていないようだ。
敵の攻撃をガードするシーンもあった。
クラウドとバレットの前に立ちはだかっているのは、壱番魔晄炉のボス“ガードスコーピオン”。強力なレーザーをバレットに向かって放っているが、この敵は尻尾を上げているときに攻撃するとレーザーで反撃をしてくるという習性を持っている。『FFVII』オリジナル版ではクラウドがそのことをバレットに説明していた。
映像の最後に聞こえてくるのは、セフィロスのセリフ。周囲の建物が崩れる中、クラウドと向き合うセフィロスの背中が確認できる。ここは、燃える中をセフィロスが立ち去っていく、有名な神羅屋敷のシーンだろうか。苦悶の表情を浮かべるクラウドの顔に、汗が浮かんでいるのに注目! あらゆるシーンでここまで作り込んでいるのだろうか……。
そして、ラストにロゴと“六月情報解禁”の文字が表示されて、映像は終了。
合計1分7秒と、決して長い映像ではないが、見どころは盛りだくさん。おなじみの曲のアレンジ版による演出も手伝って、ついつい何度も観てしまう。
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