『ゼルダ無双』は、任天堂の『ゼルダの伝説』シリーズと、コーエーテクモゲームスの“無双”シリーズのコラボレーションタイトルとして、2014年8月にWii Uで発売。その後、2016年にニンテンドー3DS、2018年にNintendo Switchで発売された。 『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に登場したハイラルの100年前を描いた新作。100年前のハイラルで起こった“大厄災”を舞台に、『ブレス オブ ザ ワイルド』で“4英傑”として登場した、ダルケル、リーバル、ミファー、ウルボザの4人、そしてゼルダとの共闘などが描かれる。 映像には、『ゼルダの伝説』シリーズのプロデューサーを務める、任天堂の青沼英二氏、『ゼルダ無双』のプロデューサーを務める、コーエーテクモゲームスの早矢仕洋介氏が登場。本作の開発の経緯などを語った。映像で語られた内容などは、下記に抜粋する。
- 本作は『ブレス オブ ザ ワイルド』の100年前の大厄災が舞台
- 原作(『ブレス オブ ザ ワイルド』)で語られたもののゲームで表現できなかった大厄災が、実際に体験できる
- 今回の『ゼルダ無双』は、「青沼さんから大厄災を“無双”で描ければおもしろいものになると思うのですが、いかがでしょう。ハイラル王国と厄災ガノンの戦いは、大群が描ける無双の遊びがふさわしいと思うんです」とお話をいただいたところからスタートした
- いままでの『ゼルダ無双』は、ゼルダのアタリマエをとにかくたくさん詰め込んだタイトルだった。『ブレス オブ ザ ワイルド』はそんなアタリマエをことごとくくつがえしたゲームだった
- 今回の『ゼルダ無双』は、これまでと違い、遊びの方向性、グラフィック、世界観、セリフのひとつひとつまでご意見をもらって開発を進めてきた
- 無双シリーズの一騎当千の爽快感や多彩なプレイアブルキャラクターはそのままに、『ブレス オブ ザ ワイルド』の100年前の世界を体験できるタイトルになった
- リンク、4人の英傑、ゼルダの待ち受ける運命を体験してほしい
また、映像の冒頭では、青沼氏が開発中の『ブレス オブ ザ ワイルド』続編にも触れている。そちらの内容は下記の記事にて。
『ゼルダ無双 厄災の黙示録』では、上記のリンク、ゼルダ、4英傑が操作できるほか、巨大な神獣も登場。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のキーアイテム“シーカーストーン”が本作にも登場し、“リモコンバクダン”や“ビタロック”などのシステムが、キャラクター固有のアクションとして使えるという。映像では、ライネルを相手に“ビタロック”を使うゼルダの姿も確認できた。
『ゼルダ無双 厄災の黙示録』には豪華版となる“TREASURE BOX”も登場。ゲームソフトのほか、アクリルアートプレート、パラセール風ブランケット、メタルチャームなどが同梱される。価格は16720円[税込]で、2020年9月11日から予約がスタートする。