物語もやり込み要素もすべてを味わい尽くせ! 新たなる“帝国華撃団・花組”とともに、14年の時を経て甦るシリーズ最新作『新サクラ大戦』(プレイステーション4/2019年12月12日発売予定)。2019年11月21日よりPS Storeにて体験版の配信も始まり、ゲームファンの期待は高まるばかりだ。
週刊ファミ通2019年12月12日号(2019年11月28日発売)では、『新サクラ大戦』の新情報として、新たなサブキャラクターや、ミニゲームを始めとしたやり込み要素などを詳しく紹介している。
本稿では、本誌の発売に先駆けて、その内容を一部紹介しよう。
さくらの師匠は謎の美女剣士!村雨白秋
声:沢城みゆき
キャラクターデザイン:副島成記
「さくらのことを、よろしく頼む。キミならば、良い方向に導いていけるはずだ」
天宮さくらの剣の師匠。父、鉄幹の友人らしいが年齢や素性は不明。非の打ちどころのない人格者で卓越した剣の技量を誇るものの、ダジャレが趣味という困ったところも。
村雨白秋キャラクターデザイン 副島成記氏よりコメント
『サクラ大戦』、私がゲーム業界で働き始めてまもないころに誕生した作品で当時受けたインパクトはいまでも忘れられません。リブートのお話を伺ったとき、ついに来たかと思いました。描かせていただいた白秋は、主人公の剣の師匠でありつつミステリアスな面を持つキャラクターです。ふだん描いているキャラクターとは違うテイスト、世界観で楽しく描かせていただきました。憧れのタイトルに今回参加させていただくことができてとてもうれしいですし、皆さんといっしょにプレイできるのを楽しみにしております!
副島成記(そえじま しげのり)
アトラス所属のイラストレーター、デザイナー。代表作に『ペルソナ』シリーズや『ステラデウス』、『キャサリン』シリーズなど多数。
シリーズ名物のやり込み要素がパワーアップして登場 キャラクターごとのシナリオの回収やミニゲームなど多彩なやり込み要素も、『サクラ大戦』シリーズの欠かせない魅力だ。本作では、そうしたやり込み要素もさらにパワーアップ! 今回は、すでに存在が明かされていたブロマイド集めの詳細に加えて、ミニゲーム“世界こいこい大戦”の情報も明らかになった。
これらのやり込み要素を通じて、花組メンバーやサブキャラクターたちの新たな一面が見られるかもしれない……?
ブロマイド収集
花組メンバーを始め、さまざまなキャラクターたちのいつもと違う一面も見ることができる“ブロマイド”。売店で購入するほか、アドベンチャーパートでマップの各所に落ちているものを拾うなどの入手方法がある。
手に入れたブロマイドは、後述の“スマァトロン”でじっくりと観賞することができる。“ブロマイドマスター”を目指してどんどん集めていこう。
世界こいこい大戦
ストーリーをある程度進めると、携帯型通信機“スマァトロン”を使ったミニゲーム“世界こいこい大戦”が解放される。ルールはいわゆる“花札”で、本作に登場するキャラクターたちとの対戦が楽しめる。
初期状態では限られた相手としか対戦できないが、対戦で稼いだ“文”を使ってアンロックし、新たな対戦相手をどんどん増やしていくことができる。
バトルシミュレーター“いくさちゃん”で戦闘の腕を磨こう ゲームをある程度進行させると、大帝国劇場の地下格納庫でバトルシミュレーター“いくさちゃん”が使用可能になる。“いくさちゃん”では、クリアーした話のバトルパートを再プレイできるほか、そのときには出撃できなかったキャラクターで挑戦できるミッションも用意されている。しかも、特別なごほうびがもらえることも……。
用意されたミッションをクリアーしていき、決められた条件を満たすと、ごほうびとして特別なブロマイドがもらえることも。コレクター道に戦いは欠かせないのだ。
“スマァトロン”の機能を紹介 アドベンチャーパートで、主人公神山の行動をサポートしてくれる便利なアイテムが“スマァトロン”。『サクラ大戦』シリーズではおなじみの、蒸気で動く携帯型通信機“キネマトロン”が進化したもので、地図の表示を始めとした多彩な機能を備えている。△ボタンを押すことでいつでも呼び出せて、プレイヤーのゲーム進行の手助けをしてくれる。
地図
アドベンチャーパートでもっとも利用することになるであろう機能。神山が移動している際、画面右下にはミニマップが表示されているが、スマァトロンを開くことで、どのエリアでメインストーリーを進められるのか、誰のイベントが発生するのかを確認できる。
活動記録
プレイヤーがそれまでにクリアーしたメインクエスト(神山のアイコンで表示)や、花組隊員およびその他キャラクターとのサブクエストの内容を改めて確認できる。アニメムービーが発生したクエストでは、そのムービーを再生することも可能となっている。
写真帳
ゲーム内で買ったり拾ったり、ごほうびとしてもらったりしたブロマイドは、この機能でいつでもじっくり鑑賞できる。各ブロマイドにはナンバーが振られているが、写真帳で一覧を見ることで「あと何枚!」と確認しながらブロマイド収集に励めるのは、とても便利。
着信機能
アドベンチャーパートを進めていると、司令官の神崎すみれを始め、花組や風組の隊員、その他のキャラクターから通信が入ることがある。サブクエストの発生を知らせるものだったり、降魔の出現など緊迫した着信が入ることも。基本的には仕事の連絡のようだ。
世界こいこい大戦
“スマァトロン”と名が付いているからには、やはりゲーム機能も欲しいところ。というわけで、ミニゲーム“世界こいこい大戦”をプレイできる機能も搭載されている。ここからいつでも遊べるほか、ゲーム進行に応じて新たな対戦者からの挑戦が届くこともあるようだ。