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 傳說中的影之手 執著於未知事物的探索者 
UID71898主題627帖子6049精華10DB11054 魂4 性別男櫻花0 閱讀權限80註冊時間2007-08-21在線時間2033 小時最後登錄2025-10-31
 
 
昵稱布尓什維克の年輕人帖子6049精華10DB11054 魂4 註冊時間2007-08-21
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| 本帖最後由 酷酷游戏 於 2014-01-12 21:01 編輯 
 魔神サウレゼール,手持從地獄七君王ベルフェゴル處獲得的《地獄辭典》。它在夜間出現,到清晨它述說時,它一行未省略,一行也未增益。
 
 
 
 ——《埃拉敘事詩》 译著 赵乐甡
 
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 譯文在12樓
 譯文在12樓
 譯文在12樓
 
 因為年輕人很無聊,所以要説三次。
 
 
 
 《幻燐の姫将軍II~導かれし魂の系譜~公式ガイドブック》中的官方小說:Princess general of the GENRIN ⅡSPECIAL ANOTHER STORY——雨煙る峰。
 
 
 應吾友之邀,特將原文獻上。
 他大爺的,這攻略本厚,紙質又硬,不敢硬壓它將它展平。唯有一手托着,一手打字。單手敲字阿,費時費勁我了個去!!
 
 因為系統語言編碼的問題,阿日有些漢字輸進電腦中(例如“將”、“突”等字。懂的人自然明白有些阿日漢字形式與我們的漢字形式有些不一樣),是會自動轉換成咱們常用字的。這是情況一。
 情況二:出現筆誤,錯別字,多輸平假字或少敲個片假字在所難免。
 這倆種情況還望諸位理解。所以説,若覺察原文中有不妥的地方或句式,諸位提個醒,以便年輕人將錯輸,漏輸的地方修正過來。
 
 最后,還望諸君給年輕人幾分薄面,原文和圖片請不要亂傳,就放2DJ和C漢好了。
 當然,吾友人會弄漢譯版。霎時友人選擇將漢譯內容發哪,都是友人的自由。
 原文和圖片不要亂傳謝謝。
 
 「ユーザー人気の高いキャラクターをアナザーストーリの主人公に!」
 
 という企画のもと行なった、ユーザー参加型企画『幻燐の姫将軍Ⅱ』キャラクター人気投票。数多く送られてきたユーザーの声を集計して結果、1位はラピス、僅差でティファーナ2位となった。本作を愛するユーザーために執筆した松江旺來氏と、鳩月つみき氏の力作をじっくり読んでいただきたい。
 
 文:松江旺來
 
 繪:鳩月つみき
 
 雨煙る峰
 
 天の镜
 
 荒凉とした山の峰に視線を向けてから、ティファーナは厚い雲の間を縫ったはゆるやかに明滅する太陽を見上げた。
 
 白銀の、熱を感じさせない日の光。
 
 雨雲に滲んだ輪郭は丸い鏡のようにも見える。もし天の鏡に自分の姿が映ったなら、一体どんな形に見えるだろうかと……。
 
 ふと傍らの竜が長い首をもたげた。
 
 見上げた雲間から飛竜でもって舞い降りたのは、翡翠の輝きを放つ鎧の姫騎士。夜のようにな漆黒の黒髮と、雨に濡れた深い緑の瞳が優しげに微笑んでいるセルノ王国の王女、ラピスだった。
 
 「北一帯に敵兵の気配は無いわ」
 
 「先ほどの竜騎士が最後だったのだろう……まだ油断はできぬが」
 
 心持を震えた声でティファーナは答える。
 
 王を失った大国カルッシャの、北西に位置するラパラ山脈。その全長はメンフィル王国やティファーナ治めるミレティアを軽く超える。その広大な山の向こう側が、西方諸国と呼ばれる一帯になるのだ。
 
 およそ六百年の歴史を持つ西方の巨大国家テルフィオン連邦は、周辺の小国を飲み込ながら、今もベルガラード王国らと緊張した関係を続けている。
 
 「ティファーナ様」
 
 厳しい視線で西の山々を見据えるティファーナに、ラピスはそっと声をかけた。とこからも無く漂ってきた水の匂いが、霧雨となって二人の臉を濡らし始めている。
 
 「襲撃してきた竜騎士部隊は、ベルガラード王国との攻防をすり抜けてたテルフィオン連邦の者だ。……レスペレント地方一帯が、メンフィル王国の影響下に入ったことを知ったのだろう」
 
 ラピスは小さく頷いたまま、言葉の続きを促すかのように見つめた。まるで何もかも見透かしているような翡翠の瞳。ティファーナは肌にまとわりつく霧雨を疎ましげに払い、息をついた。
 
 「あの者達……」
 
 「同郷の人たちでしたの?」
 
 ラピスの問いに、敵竜騎士の手綱捌きから全てを見通していたのだと察して、ティファーナは頷いた。
 
 「……三十年前に袂を分けた一族だ。我がルクセンベール家は竜の家系をして、より良い飛竜を得るためこの地に渡った。そして巨大国家に膝を折ることなく、一つの国として独立するために」
 
 さらさらと降り続ける雨粒。ティファーナは小さく鎧を嗚らし、深呼吸を繰り返す。そして挙を握り締める。
 
 祖父から繰り返し聞かされた言葉。
 
 権力に屈しない竜の気高さを持てと。
 
 その言葉のままに領主を継ぎ、今日の日まで來た。国の象徴として人形の様に扱われていた時もあったが、今、この地を守る者として再び鎧を身に纏っている。
 
 
 霧雨の岩山
 
 
 雲の流れだけが速く、峰は金色の霧の中にあった。二人の追撃により残党の気配は無い。それなのに、いつに無く心が騒いでいる。
 
 間もなくメンフィル国王リウイが、この岩山に戻る。自分独りで戦っているのではないという事と、かの人を待っているのだとい想いがない交ぜになって、いつになくティファーナは動搖していた。
 
 その胸の内を見透かしたかのように、竜が鼻先を寄せる。羽を休めていたラピスの竜も翼を伸ばし、雨脚から二人を遮った。
 
 「……ずっと前にも、こんな気持ちであの方を待っていたことがあった」
 
 金糸の長い髪を搔きあげ、雨雲が、厚くなり薄くなる度に輪郭だけを浮かび上がらせる太陽を見上げて、ティファーナは囁いた。
 
 ラピスは瞳を細め、言葉無く佇む。
 
 「クラナの南にある盗賊団の根城跡で、リウイ国王とお会いした。尤も、その時は互い素性など知らなかったが……」
 
 敵国の騎士であろうとは思っていた。
 
 太陽の下でその姿を見てからは魔族の血も継いでいるのだと一目で判った。けれど初めて会った夜の、闇の中から掛けられた声の優しさが忘れかれなかったのだ。
 
 敵対している国の者であるかぎり、いつかは剣を向けねばならないだろう。そう思っても体の深い所に溶け込んだ男の声は、初めて与えられた清水ようにティファーナを潤し、同時に渇きを覚えさせたのだ。
 
 伏せるティファーナの睫にそって、雨が一滴、流れ落ちた。
 
 「……リウイ国王は、何故、あのような眼をするのだろう。……寂しげで冷たい。それなのに声は染み入るように瞹かい」
 
 ——どうした?竜が怪我をしたのか?
 
 きゅっと唇をかみ締めたのは、理解不可能な感情が、ティファーナの目頭を熱くさせたからだ。
 
 初めて会った夜から、そしてリウイの瞳の闇さを知った時から切ないまでに胸を諦め付ける。既に自分の気持ちは告白したというのに、想いは決して消えたり穏やかになったりはせず、ますます激しくこの身を焼いていく。
 
 「陛下は、数え切れぬほどの命を背負っておられるから……」
 
 ラピスは、震える様に鎧の体を自分で抱くティファーナをじっと見つめ、雨に濡れる薄曇りの空を見上げた。
 
 「ティファーナ様と同じ民の命を。……けれどその民は、かつて陛下の母上を追いたて、殺した」
 
 昔から従事していた兵士に聞いたことがある。リウイがメンフィルの東の外れにあるモルテニアより決起したのは、そんな人間族への復讐であったと。
 
 「言葉では言い尽くせない程、苦しい葛藤があったでしょうね……」
 
 ラピスの声は、穏やかな雨音のようでもあった。
 
 「どれほど人を憎んでいたか解らない。そんな陛下に対して敵意を向けた者は、半魔人という中の冷酷な部分しか見なかったでしょう」
 
 解りますか?とでも言うようにラピスが微笑む。
 
 「ティファーナ様のお心が、陛下を呼び覚ましたのです。……人は鏡のようなものですもの」
 
 呆然として眼差しで、ティファーナはラピスを見上げた。
 
 「……私はそんな、立派な者ではない」
 
 「勿論、私も……いつも過ちばかり」
 
 「ラピス王女が?信じられん。あ、いや、貴公はいつも落ち着いていて、過ちなど」
 
 ラピスはくっきりとした笑みを刻んで、小さく首を横に振った。
 
 「私は甘やかされて育てられたお姫様。セルノ国王である兄上やリウイ王の背負っている重みなど想像できないわ。……だからいつも無茶なお願いばかりしてしまうの」
 
 バルジアの王族を始めリン王女を殺さないで欲しいと、何度困らせたか分からないと言ってラピスは微笑んだ。
 
 「ティファーナ様が陛下の瞳に寂しさや冷たさと、時に鋭さを見つけるのは、同じ民を守る側としての苦悩と責任を感じているのでしょう」
 
 自分がこの国を守るという、時に私情をも捨てる冷酷さ。ティファーナは微笑むラピスから視線をそらすことができなかった。
 
 「私達にできることがあれば、どんなことでもいたしましょうね」
 
 「……勿論、勿論ですとも!」
 
 ラピスが翡翠の瞳を細めて頷く。
 
 そして雨雲に隠れては現れる冷たい太陽を見上げた。
 
 「あぁ、お戻りになったわ」
 
 息をつく声がティファーナの耳朶に触れた。
 
 遠い雲間から飛してきうた数頭の飛竜。先頭の竜騎士と共に騎乗していたメンフィル国王リウイは、ティファーナとラピスの元に舞い降りた。
 
 「樣子はどうだ?」
 
 厳しい目元で間髪いれずに問う。
 
 「南方に侵入の様子はありません!」
 
 「北方にも、逃亡した形跡はありません」
 
 ゆっくと頷き、リウイは広大な山脈に視線を向ける。
 
 「残存兵は俺達が全て落として。もう数刻、この近辺で様子を見よう。飛竜部隊は厄介だからな」
 
 報告も兼ねた兵士を王都に帰還させて、リウイは二人を一瞥した。そして口元に笑みを乗せる。
 
 「何だ?幽霊でも見たよな顔だな。竜騎士でもない俺が、討ち取りに出て戻ったことが不思議か?」
 
 「ふふふ……心配はしておりません。手綱を握る役は陛下でありませんでしたから」
 
 「ふん、お前は相変わらずだ」
 
 強くなっていく雨音の中、ふと場が和んだ。と同時にリウイの肩にティファーナの竜が鼻先を近づけた。
 
 触れた瞬間、微かに眉が歪む。
 
 「……メンフィル国王、もしかすると怪我をしておられるのか?」
 
 リウイが答える前に、飛竜が「そうだ」と言って更にティファーナの背を鼻先で押した。
 
 「雨で手元が滑っただけだ」
 
 「雨で……って!?」
 
 ざわりと血の気が引いた。
 
 「また無茶な真似を!傷を見せて見ろ!」
 
 「待て!ティファーナ」
 
 殆どしがみ付く様にして胸紐を解いていく。ラピスは最初こそ驚いたように瞳を見開いたが、やがて二人のやり取りに肩を震わせ始めた。
 
 「ラ、ラピス王女っ!笑っている場合ではないぞ!早く国王の治癒を!」
 
 「ええ、ええ、そうね……。こんなに簡単に衣服を剥ぎ取られるなんて、よっぽど陛下の傷が深い証拠ね」
 
 そう言って脱がした衣服を端に寄せる。
 
 雨が降り出した頃から竜の羽の下にあった場所は濡れることも無く。ラピスは上半身裸にされてしまった国王を、そっと竜の膝元に誘った。
 
 「傷は、ここか!?」
 
 肩から胸元に向かって血の滲んだ浅い傷がある。背中にも幾つか打撲の跡があったが、怪我と呼べるものではなかった。
 
 
 
 「だから雨で手元が滑っただけだと」
 
 「ふふふ……。でもティファーナ様は気が気ではなかっかようです」
 
 「そうだぞ!だってお前はだいじな……、その“大事な国王”なのだから」
 
 顔を赤くしながらティファーナは治癒の水を取り出した。本当に一瞬、戦場で散っていった多くの兵士達の姿が脳裏をよぎって、血の気が引いたのだ。
 
 乱暴にも見える手つきにリウイは眉をしかめつつ、されるがままにいた。傷跡は完全には消えないまでも痛みはなくなったらしい。ふ、と一つ息をついて、いつものような口の端をあげる苦笑いを向けた。
 
 「これでいつかの礼は返してもらったな」
 
 盗賊の根城跡で竜の治療をしたことを思い出して、ティファーナは思わず俯いた。
 
 全てはあの場所から始まった。
 
 あの出会いが、今、このよな時の訪れを迎えるとは想像できただろうか。
 
 ティファーナは竜の傷を治してもらっただけではない。リウイの言葉は、名前だけの領主としてささくれ立っていた心に染み込んだ惠みの雨だったのだから。
 
 
 見守るもの
 
 
 「返し足りない……」
 
 俯いたまま、ティファーナぽつりと呟いた。
 
 「こんな程度では、返し足りない」
 
 「そうか?だが俺はあの時……」
 
 「返し足りないのです」
 
 キッ、と顔を上げたティファーナの瞳には、雨で濡れたのとは違う雫が滲んでいた。だがそれ以上何か言ってしまうと歯止めが利かなくなりそうで、鎧を纏ったままの指を小さく震わせる。
 
 「きっと陛下は、目に見えない贈り物をなさっていらしたのね」
 
 二人を見つめていたラピスが、軽く首をかしげるようにして微笑んだ。その瞳はまるで「私にできることは無い?」と聞いているかのように。
 
 「ラピス王女…」
 
 「私達、雨に濡れてとても寒いでしょう。こんな事ではいざ戦闘になっても体が動かないもの、せめて暖めあいませんか?」
 
 そう言って鎧を外すとティファーナの手を取り、投げ出されていたリウイの腕をラピスは自分の腰に巻いた。
 
 そして「同じように」と、視線で合図してくる。
 
 「あ、あの……メンフィル国王……?」
 
 「そうだな、せめて暖めあおうか。せっかくお前が、俺の濡れた服を剥ぎ取ってくれたのだし」
 
 悪戯っぽく、まるで年相応の笑みを浮かべた男に、ティファーナは身を乗り出した。
 
 胸の中に湧き出した想いは熱い熔岩となって体中を駆け巡り、言葉を紡ぐことのできない唇は愛しい人の唇へと押し付けられた。答えるように男の右手が、金色の長い髪の中に絡んでいく。
 
 「んっ……はふっ、んんっっ……」
 
 柔らかい唇が角度を変えて重なり合う。その奥の熱い舌先の侵入を受けて、ティファーナは力強い首にしがみついた。
 
 たった今まで震えていたのに、今はまるで眩しい日差しに飛び込み、全身に珠の汗を滲ませているようだ。
 
 雨と、土と、微かな汗の匂い。
 
 布地と半端に脱げた鎧とがぶつかり合う音。
 
 ティファーナの息遣いにあわせて、同じように男の首筋に唇寄せていたラピスに息遣いが重なっていった。
 
 「王、よ……、メンフィル王」
 
 「んんっ……あっ、陛下……」
 
 二人の女の声が絡み合う。
 
 男の骨ぼった右手は金の髪の中を弄り、左腕は黒髪の下のなだらかな背筯から腰を愛撫していく。そして深く重ねた唇の中で熱い舌先を絡めあい、互いの熱とぞくぞくするような快感を滲ませていった。
 
 「ふぁっっ……んんっ、は、はふっ。王よ、体の中に火が……」
 
 「火が、ついたか?ティファーナ」
 
 「消したくない……」
 
 長い金の髪を弄っていた指が背中から腰のほうへと降りて、半端に脱げた鎧と鎧の隙間に入り込んでいく。薄い下着の中で躍動する滑らかな肌は、秘部を探る指を導くかのように尻の角度を変えた。
 
 「王よ……。私の、中に……」
 
 「ここ、だな?」
 
 「ひうっ!あっ、ああんっっ!」
 
 ティファーナとラピスは口付けあいながら、貪欲な陰唇に指先を飲み込んでいく。金の髪は軽く痙攣して踊り、しっとりとした黒髪は厚い胸へと押し付けられた。
 
 「……陛下、そのまま、お好きなように」
 
 「ラピス……」
 
 「この体、開けることが嬉しいのです……」
 
 喘ぎつつ、首筯やうっすらと跡の残る傷を、唇や細い指先でなぞっていった。軽く腰を振る度に鎧が小さく嗚り、陰唇から水音を響かせ男の指を濡らしていく。
 
 そしてティファーナは、同じように弄られながら衣服の中で硬く持ち上がりだしている塊に、そっと指を添えた。
 
 「……あふっっ、んっ、王も心地よく……」
 
 「させてくれるか?お前が」
 
 「私が、いや私に……射れて、ほしい……」
 
 体を起こす男の動きに合わせる様に、ティファーナは身を横たえた。せくれあがった衣服の下からぐっしょりと濡れた淫裂が覗き、思わず息を詰めて視線をそらす。
 
 「あまり、見つめないでくれ……恥ずかしい」
 
 「こんなに濡れてしまっているのを、か?」
 
 甘い声で翡翠の瞳の姫が囁く。
 
 「……私も、同じよ」
 
 そして張り詰めた剛棒を、ティファーナの淫唇にそっと添えた。
 
 「ラピス、王女……。ああっ!」
 
 先端が濡れた襞に触れたのを合図に、熱く張り詰めた塊がティファーナの肉壁を押し開き、一気に插入された。
 
 切なさと、暗闇ではない場所で人に見られているという恥ずかしさと嬉しさで、ティファーナは思わず体内に包み込んだ塊をきつく締め上げた。
 
 膝を持ち、のしかかる様な姿勢の王が眉を歪ませる。
 
 「……最初から、そんなにきつく締めるな」
 
 「ああっっ!だって、王、よ……」
 
 軽く揺すりあげられる度に、信じられないほど太い肉棒が飲み込まれていくのを見て、ティファーナは已の貪欲さに顔を赤くした。
 
 穏やかに見下ろすラピスが、下腹部を優しく撫でていく。その動きによってティファーナは益々体内の塊を感じ、大きく仰け反った。
 
 
 
 「あっ……感じてしまう!」
 
 「感じて。ここに、陛下がいることを」
 
 吐息を漏らし、寄り添うよに体を横たえながら、ラピスは微笑みティファーナの頬に唇を寄せた。
 
 そして二人を愛しそうに見つめながら囁く。
 
 「……ずっとお傍に」
 
 「居てくれるか?」
 
 軽く前後に腰を搖らしながら王が問う。ラピスとティファーナは同時に独りの男を見上げて、笑みを滲ませ’た。
 
 
 
 「いつでも……一番近い所に、ああっ!」
 
 「呼ばれれば、どれほど遠い場所からでも……駆けつけます……」
 
 前後の律動に合わせるように乳房が揺れる。穏やかな雨の音が包み込む。竜達の翼の元で、三人はぴったりと肌を寄せ合い、深く絡み合っていった。
 
 「ティファーナ、お前の中は心地いい」
 
 「……熱いっ、ああっ!王よ!!」
 
 涙を滲ませ早められていく律動にあわせて、ティファーナはラピスの上で腰を搖らし、何度と無くきつく締め上げた。その度に決して繋がることは無いと思っていた愛しい男の存在を、強い感じようとするこのように。
 
 リウイはティファーナを責めながらラピスを愛撫し、愛液にぬめる膣の柔らかさと暖かさを感じながら、女達の喘ぎに瞳を細めた。
 
 甘い痺れが膝裏から首筯にまで広がる。雨の勾いに混じって漂いだす女の香りは、どんなに強い酒よりも体を温め、満たしていく。
 
 「陛下、もっと、奥を……」
 
 「……あああんっ……溶けて、しまうっ!」
 
 「俺も、とろけそうだ……」
 
 息が白く漂っているにも拘われず、三人はうっすらと汗を滲ませていた。絡み合った女達の柔らかな肌に指を這わせ、繋がった部分から溢れる蜜の音を響かせえう。
 
 「溶けて、私の中でいっぱいに……」
 
 深く打ち込まれたティファーナが、快感に身を震わせながら声を上げた。
 
 「私の中を、貴方でいっぱいに……して」
 
 「……この中を、か?」
 
 背筯を撫でられ切れ切れの息で問われ、それ以上に息の上がった声で答える。
 
 「私の中を、奥まで……ああっ、んっ、王の硬い形がわかる……ふぁああっ!」
 
 「お前の、感触もだ」
 
 まるで太い血管の一つ一つをなぞるかのように、膣はぴったりと吸い付き離さない。そして絶頂へ駆け上っていく
 
 年輕人注:這一行原文就到“く”這裡,也沒標點。
 
 
 
 横たわるラピスも王の愛撫を受けて、切なげに綺麗な眉を歪ませた。
 
 「……はふっ、あっ、嬉しい……」
 
 「ラピス」
 
 「陛下に……こうして触れて頂けるなんて」
 
 喘ぎつつ漏らしたラピスの言葉は、そのままティファーナの言葉でもあった。
 
 「……きもちいい、はふっ、あっ……ん、もっと、強く、突いて……」
 
 「もう、イクぞ……」
 
 互いに切羽詰った顔を向け合って、微笑みあう。正直な言葉に恥らうよりも、今は真っ直ぐな想いで求め合っていきたい。
 
 「ああっ……王よ、私の中に……。私の中も外も……貴方で染めて……」
 
 ぐん、とひときわ強い力で剛棒が膣の奥まで挿し込まれた。そのまま一気に絶頂へ向かって律動を早めていく。ラピスの呼吸も荒くなる。
 
 ティファーナは灼熱の精が体中に満ち溢れた瞬間を思い出して、強く痙攣するかのように胸を仰け反らせた。
 
 「ああああっっっ、あ、あああっっ!!」
 
 脳裏が白く焼ける。
 
 首の辺りがカッとなって、硬い分身が女の体内で大きく跳ねたかと思った瞬間、熱い塊が噴き出した。
 
 ごくんっっ……どくっ、どくっ……。
 
 「……っあああ、あ、熱、い……」
 
 びくん、と大きく痙攣するティファーナが息を止める。その動きに感化されたかのようにラピスも大きく仰け反った。
 
 「あふっ……は、あっ、ティファーナ様」
 
 「はっ、んんっ、ラピス……王女」
 
 まだ体内では精が溢れ出し、隅々まで広がり滲んでいた。心はもとより体まで王のものによって染められていくという喜びが、快感以上に充足をもたらしていた。
 
 「ティファーナ、ラピス……」
 
 分身を埋めたまま、少しかすれたような声が降る。二人は微笑み見つめ合い、そして少し寂しそうな瞳の王を見上げる。いつの間にか雨足は遠くなり、西の山々の峰には雲の切れ間と金色に染まった黄昏の太陽があった。
 
 「……私、夢中になってしまいました」
 
 「わ、私も……その、こんな場所で」
 
 まだ呼吸も整わない中で、ティファーナは慌てて体を起こそうとして押し倒された。二人を抱きしめるようにして横わったリウイは、唇の端に笑みを刻む。
 
 「少し、眠りたい……」
 
 「メンフィル王、よ」
 
 冷たい風がむしろ心地よい涼しさで三人の髮をなで上げていた。かるく臉を閉じたまま、リウイは囁くような声で呟く。
 
 「お前達の竜をずっと雨に当てていた、な……」
 
 「竜はこの程度の雨など、気にしません」
 
 外套をリウイの肩まで掛けてラピスは微笑む。
 
 出会った頃と変わらない王の気遣いに、ティファーナの胸は再び切ない火を灯す。人の大切なものを大切に扱ってくれる方なのだと……。
 
 竜達は羽の下に三人を庇いながら、悠然とした顔で遠くの峰を見つめていた。
 
 大きな力に守られながら、自分達もまた見守っていこう。王に寄り添い、遠い峰の向こうを見つめながら、柔らかな熱を放ち始めた金色の太陽に誓いをこめて。
 
 【完】
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