『腐り姫』の登場人物。主人公、簸川五樹の実妹。ゲーム開始時点で既に物故しており、回想や幻想シーンでのみ登場する。五樹が記憶を喪失した元凶。企画・原案を担当した
星空めてお氏は彼女をこう評している。『兄・五樹のすべてを愛し、傷付け、奪った。幸福に胸を満たしながら、時間を止めさえした。何ものも一切省みることなく、奔放な生を貫くことは、究極の人間であると同時に、我々の世界に存在を許されない、怪物を意味している。プレイヤー自身から、樹里という少女の記憶を呼び起こし、受け入れさせることが「腐り姫」のテーマであり犯行である』。