熱情似火的冒險家
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- 註冊時間
- 2004-05-18
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- 2018-02-24
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-_,-昨天晚上就有人帮我提取了全文档……
贴一段
アシュレイとニド
アレン
「そういえば、アシュレイ……」
アシュレイは、今度の戦いでもかなり無茶な戦い方をしていた。アシュレイは「ヴァルーダはそれがふつうだ」と言うが、アレンにはどうしても、死に急いでいるようにしか見えない。
アレン
「さっきから、姿も見えないし……捜してみるか」
アシュレイの姿を捜して洞窟の中を歩き回る。
すると……。
アレン
「あれは、ニド……?」
地面にうずくまるニドの姿を発見した。駆け寄ると、そばに寄り添うアシュレイの姿も見える。
だが――。
アレン
「アシュレイ……?」
アシュレイの表情はぼんやりとしていて、いつもと様子が違う。
だが、アレンを驚かせたのはニドだった。
アレン
「ニド! どうしたんだ!? ひどいケガじゃないか!」
ニドの美しい身体は血で汚れ、翼もひどく傷ついている。飛ぶことはおろか、立ち上がることさえできない様子だった。
アレンの声が聞こえたのか、ニドが薄く目を開ける。だが、すぐに目を閉じてしまう。おそらくは、目を開けることさえ、つらいのだろう。
アレン
「ニド! しっかりしろっ!! アシュレイ、ニドはどうして……」
こんなにケガをしたんだ? と聞こうとして、アレンはアシュレイの虚ろな目はなにも映していないことに気づく。
アレン
「アシュレイ! アシュレイッ!!」
肩を揺さぶると、ようやくアシュレイがアレンの方を見る。
アシュレイ
「アレン殿……?」
そして、はっとしたようにニドを見る。
アシュレイ
「アレン殿、ニドが……っ!! どうしよう……」
アレン
「どうしようじゃないだろっ! ぼんやりとしている場合か! とにかく、手当てだ!」
アレンに怒鳴られて、アシュレイが立ち上がる。
アシュレイ
「水を捜してくる!」
走り出したアシュレイの動作は機敏で、いつものアシュレイにもどったようだと、アレンは安心した。
アレン
「ニド……しっかりしろよ」
と、そのとき、まわりに兵隊たちが集まっていることに気づいた。
アレンが大きな声を出したせいだろう。
味方の軍勢なので、人間、エルフ、ドワーフの兵士が混じっている。
アレン
「そうか。エルフ兵なら……」
エルフの中には、治癒魔法が使える者もいる。
アレン
「治癒魔法が使えるひとはいないかな? いたら、手伝ってほしいんだけど」
すると、何人かのエルフ兵が進み出てくれた。服装からすると、衛生兵らしかった。
アレン
「ありがとう。頼むよ」
[ 本帖最后由 空色の風琴 于 2008-08-01 22:18 编辑 ] |
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